~オリックス、7カードぶりの負け越し の巻~
7カードぶりの負け越し
初回に3点を先制されたオリックス。
わずか3点といえど、
いまのオリックス打線には重過ぎます。
九回に4点挙げるもまさに焼け石に水。
昨日に続く連敗で、一試合残す阪神戦を除き、7カードぶりの負け越し。
貧相な打線を強力投手陣が支えるというオリックスの勝ちパターンが崩壊すれば、
すなわち、
先発投手が崩れれば、こうなることは火を見るより明らか。
両外国人が機能せず、
和製大砲の一門は錆びついたまま。
閃光を放ったルーキーたちも輝きは長くは続かず。
経験未熟な若手野手は責めるに値せず、
やはり高給取りに働いてもらわないと。
与四球6
オリックス先発の田嶋、
初回からコントロールが定まらず、2四球で満塁。
六番・荒木にも2ボールとなったところで、ど真ん中に置きにいったストレートを弾き返されて3失点。
昨日のディクソン同様、
怖いバレンティンを抑えてからの失点だからこそ、余計に響きます。
結果、3回1/3で、被安打7・奪三振3・自責点8でノックアウト。
与四球6が全てです。
ディクソンスライド
このカードで解せなかったのは、2戦目に白星のないディクソンをもってきたこと。
6月6日(水)の阪神戦が雨で流れ、金子を翌日にスライド。
玉突きで6月8日(金)のヤクルト戦に西が中7日で登板。
交流戦終了後、第二の開幕戦となるリーグ戦再開は金曜から。
ここに、登板予定のディクソンを飛ばして、エース・西をもってくるのはある意味当然の措置。
で、土曜は、
雨天中止・スライド登板の影響のない山岡をそのままもってくるものと思いきや、ここにディクソン。
私が山岡先発と迷いなく信じ込んでいたのは、金曜の記事を翌日山岡先発のつもりで書いたほど(ご指摘ありその後修正しましたが)。
山岡であったならば
相手先発が、未勝利で防御率も悪い原が予想されており、
そこと比較衡量したうえでディクソンでもいけると首脳陣が踏んだとすれば、
痛いミスになりました。
名投手コーチであった山田久志は、相手投手や相手チームに合わせて先発を動かすことには反対の立場。
投手中心で考えれば、中6日なら中6日で、決まったルーティンを行い調整する方が力を発揮できます。
勝ち星の差はわずか2つといえど、
山岡とディクソン、防御率または投球内容は雲泥の差。
小細工せずに、
土曜日、中6日で普通に山岡をもってきていればと、思わずにはいられません。
比嘉好投も
暗い話題ばかり書いてきましたが、大敗のなか唯一の収穫は比嘉の好投。
荒れた試合を鎮めました。
ただ、比嘉が3イニングも投げる必要があったのか?
前日1回ノックアウトのディクソンをベンチに入れたのは果たしてなんのためだったのか?
前日の自身のKOにより山崎福也が登板不可。
それゆえの比嘉のロング登板。
であればなおさらのこと、ディクソンに投げさせないと。
と、
また最後も、
苦言となってしまいました。
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