祈優勝! オリックスバファローズ

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山本由伸

~オリックス・山本由伸、プロ初勝利! の巻~




 大器・山本由伸

じっくり中10日空けての再登板。
オリックス期待の星・山本由伸、プロ二度目の登板です。

前回同じくロッテ戦で、高校生離れの安定したピッチングを披露。
あのピッチングができればプロ初勝利も間違いなしという見立てでしたが、
それがいとも簡単にできるところに、山本の凄さがあります。

初回無死一三塁で点が入らずも、
我関せずと三者凡退に抑えるルーキー。

大量点を貰うも、
我関せずと投げ急ぐこともなく一人一人抑えていくルーキー。

五回のピンチも、
我関せずとしっかりと外角低めにスライダーを投げ切りゲッツーで仕留めるルーキー。

恐ろしい投手が現れました。

ルーキーの、
高校出のピッチングとは到底思えません。

山本由伸、プロ初勝利
平井正史以来、オリックス23年ぶりの高卒ルーキーの勝利

まさしく大器です。



 与四球1

150超のストレート、キレのある変化球はもちろんですが、
最も賞賛されるは、前の試合に続いて、今日も与四球が一つだった点。

そのフォアボールも、
若月がフォークを3つ続けスリーボールとなってから2つストライクを放ってからのもの。

ファームでその制球力のよさは証明済みとはいえ、
ファームでの実力がそのまま発揮できないのもまたプロの世界。
しかしながら、
上でもなんら戸惑うことなく、実力通りの力を発揮できるところにも山本の凄さがあります。

予定通りの五回を投げ切った山本。
投球数はわずか63
コントロールのよさが垣間見えます。

繊細なコントロールの持ち主ながら、
太々しさすら感じさせるマウンド上での山本。

その威容、
まさしく大器です。



 21安打、14得点

そんな山本を打線も援護。
山本交代までに6得点をあげました。

二回、七番・中島から二番・大城まで5連打
三回、五番・小谷野から七番・中島までの3連打
そこに二つの押し出しも加わる。

先輩全員で山本を盛り立てました

一人蚊帳の外だった吉田も最後の打席でヒットを放ち、
終わってみれば先発全員安打の21安打、14得点
本塁打ゼロでのこの猛攻。

暑い夜に、ビールがすすみます。



 猛打賞2+4安打2

マレーロ、若月が猛打賞
その二人のさらに上をいったのが、4安打のTと中島
ぐんぐん調子を上げてきたこのご両人。
三割も目の前です。

この連勝で対ロッテ10勝12敗。
残るは3試合。
全勝で勝ち越しといきたいところです。



武田健吾

ただ残念なニュースも。

交流戦、チームを引っぱってきたた武田健吾がファーム落ち
吉田復帰以来、ベンチを温める日々が続いており、
実戦経験を下でより多く積ませるための措置でしょうか。

しかし、
その吉田、ロメロ、また小谷野、中島も体調万全ではなく、
安泰の4位という点も考慮すると、
彼らを休ませながら無理せず起用し、その間、若手の武田や駿太をどんどん使っていくべきときだと思うのですが、
首脳陣の考えはそうではないようで。

怪我などあれば降格もまだ分かるのですが、
いまの武田が下で得られるものはほとんどないと思っています。
もったいない判断です。

明日からは地元に帰って西武3連戦。
8月を13勝11敗で乗り切ったオリックス。
来季に向けて、実りある9月としたいものです。




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