祈優勝! オリックスバファローズ

~オリックスバファローズを心から愛するファンの、ブログ~

山岡泰輔

~オリックス、山岡・若月、粘りきる! の巻~




 初白星

オリックスの先発は、西同様、好投続くも勝ち星遠い山岡泰輔

三回一死一三塁、
四回一死一三塁、
六回無死一二塁をすべて凌いで、6回無失点。

山岡に、
待ちに待った初白星がつきました。

初回から安定したピッチングを披露。
ハイアベレージの近藤以外には打たれそうな空気もなく、
しかし、上記ピンチをしのぐのは簡単なことでもなく。

特に四回のピンチは吉田の落球によるもの。
味方のミスをカバーするのが好投手の条件ですが、それでもよく粘りぬきました。



 若月健矢

山岡の好投を引き出したのは、間違いなく若月の好リード
昨日の伊藤と違って、インコースを効果的に使っていました。

金子、西、山岡が伊藤、
田嶋、アルバース、ディクソンが若月で始まった今季。
山岡が若月に戻り、現状若月がオリックスの正捕手。

五回裏、チャンスが潰えそうなところで出た先制タイムリーも非常に大きかった。

フェニックスリーグ、秋季キャンプと体を苛めぬき、
志願して台湾ウィンターリーグにも参戦。

昨年の蹉跌を、チーム一の野球まみれとなることで払拭しようと努めた結果が、
守でも打でもでています。

努力が報われるのをそばで眺めるのは、
なんとも、気持ちがいい。



 伏見寅威

昨日の記事でも書きましたが、Tがスタメン落ち
状態を考えれば当然の一択でしょう。

空いた一塁には中島を起用するかと思いきや、伏見寅威
しかし、
その選択は決して突飛なものではありません。

好調の打撃面のみならず、
投手への声掛けもできる伏見がフィールド内にいることは、チームにとって無形の力となります。

その伏見、五回にライト前へ落とし、先制のホームを踏む活躍。

いつも元気に声を出し、チームを鼓舞する伏見は、
いまやチームになくてはならない存在となっています。

次回再び金子と組むことがあれば、
今度は本職の捕手としても結果を残してくれればと思っています。



 黒木と近藤

リード時、ビハインド時の境なく、
ほぼ毎試合登板の黒木と近藤

シーズン序盤は両者ともに安定感を欠き、
登板過多の裏には、状態把握という意図もあったと思いますが、
開幕して2週間。
もうその時期は終わりました。

まずは黒木、
そして近藤。
ともに状態を上げてきました。

特に黒木に関しては、完調といっていいでしょう。

これからは、セットアッパーとしての起用
つまり勝ち試合限定で投げさすべき。

投手コーチである高山にその判断、もしくは、使いたがる福良の抑え役ができるかは、
2014~2015年の起用法を思い起こすと疑問符がつきますが、
そこは仕事としてやってくれないと、いろいろと壊れることとなります。



 マレーロ

バットを折りながら左中間を破った、怪力・マレーロ
五回には、レアな好走塁をみせてくれました。

伏見のタイムリーで二塁から長駆ホームを狙うも、タイミング的には完全にアウト。
先日の若月のように、相手捕手の清水はホームベース上にグラブを据えるも、
マレーロ、左足をグラブの上にあげ、グラブをまたいでホームイン

栗山のリクエストも通らず判定通りセーフで、貴重な二点目を挙げました。

ヘッドならまだしも、足から滑ってこんな曲芸ができるとは、
マレーロ、さすがになにか持っています。



 血筋と陽気

海を渡って、メジャーでは、
平野の所属するダイヤモンドバックスのデベン・マレーロが、前の走者を追い抜き本塁打が取り消しになるという珍事が。

ご察しの通り、
デベン・マレーロは、
オリックス、クリス・マレーロと血縁関係あり(いとこ)。

こちらのマレーロは、ホームベースを空過し本塁打取り消し。

これはもう血筋なのでしょう。

しかし、そんなミスがあってもそこには常に笑いがある
それがマレーロの愛される所以

いるだけで周りを明るくするマレーロ。
その陽気さは、もはやオリックスの貴重な財産です。



 光

大阪、神戸の両地元での5連戦。
結果は、
2勝2敗1分けと全くの五分
現状のチーム状態を考えると、五割で満足…
とはいきません。

相手どうこうでなく、
本拠地の試合では、詰めかけた多くのファンのために死に物狂いで勝利という結果を残さなければ。

ただ、チームを覆っていた灰色の厚い雲がようやく消えてきたのは事実。
神戸のグラウンドに差してきた光が、それを(たぶん)物語っています



※twitterやっています。フォローしていただければ幸いです。

※お問い合わせはこちらからお願いします。

-山岡泰輔
-, , , , , ,