~オリックス、一発攻勢に散る の巻~
ピンポン玉
安打数は7対11。
しかし試合は5対3で負け。
今日もソフトバンクの一発攻勢に敗れました。
先発の山崎福也。
打たれたボールはすべて真ん中から外寄りの高め。一番ボールが飛んでいくところ。
球質の軽い山崎がソフトバンク相手にそこに投げたら、ピンポン玉のように弾き返されるのも当然のこと。
今日の出来では4回1/3での降板も仕方ないでしょう。
四球がないことぐらいしか褒めるところのないピッチングでした。
三割
初回にいきなり3点を失った直後にでた、吉田正尚の特大アーチ。
吉田らしい放物線を描いた打球は、さも当然のごとく五階席へ。
いつみても、
何度みても、惚れ惚れするバッティングです。
七回の左の嘉弥真から放ったライトオーバーのツーベースも、体を開かずバットに乗せた技ありの一打。
これで打率も三割に乗せ、吉田正尚、完全復活間近、の印象を与えました。
中島もライトへ、らしい本塁打。
ですが、
その前の打席のゲッツーが痛かった。
伊藤→若月
前のカードの楽天戦は3試合とも伊藤がスタメンマスクをかぶり2勝1敗。
で、
このカードでは3試合とも若月が先発出場で1勝2敗。
今日のリードなどをみていると、
いまの若月を優先して使う理由がいまひとつ見当たらないのですが…。
伊藤と若月の正当なる競争の結果として、楽天戦のスタメンを伊藤が勝ち取ったとばかり思っていましたが、
どうも若月の顔面デッドボールの影響を考慮しただけの伊藤の起用だった気がしてきました。
出番のない日々を耐え、しっかりと結果を残した伊藤をこうも簡単に外す理由が他に見当たりません。
育成力
しかし、今日本塁打を放ったソフトバンクの塚田と真砂。
塚田は大卒の6年目、
真砂は高校出の5年目の選手ですが、きっちりプロの体になっていますね。
それに比べて我がオリックスの選手の線の細いこと。
競争を勝ち抜くための努力の成果がこの体型に表れ、
その体が飛距離を生む。
なんか、
ソフトバンクとの育成力の差を痛感させられた、ずしりと重い一敗でした。
そういえば、
うちにもしっかりとした、というよりどっしりとした図体の期待の若者がいましたね。
明日はその彼について書きたいと思っています。