祈優勝! オリックスバファローズ

~オリックスバファローズを心から愛するファンの、ブログ~

吉田正尚

~オリックス・吉田正尚、2年連続二桁本塁打! の巻~




 アメージング

1点を追う三回裏。
一死一二塁でバッター・吉田正尚。
内角のカットボールをバット一閃。
ライトスタンド一直線のスリーランホームランで勝負を決めました。

しかし、どこまでも飛んでいきそうな、
まさしく「アメージング」な弾丸本塁打に、
ファンは絶句しスタジアムは一瞬静寂に包まれました。

吉田の一発は、もはやMLBレベル
ナ・リーグ本塁打王を独走するスタントンや、吉田憧れのブライス・ハーパーと同じ弾道です。

これで2年連続二桁本塁打の吉田。
昨年より早い42試合目での達成で、
シーズンフル出場に換算すると、34本。
吉田の実力からすると、こんなもんではまだまだ物足りません。



 7安打11得点

7安打11得点と、効率のよい攻撃で西武を圧倒したオリックス。

吉田のスリーラン
満塁でのマレーロの走者一掃ツーベースに、
同じく満塁での安達の走者一掃スリーベース
この3安打で打点9
これくらいチャンスに打ってくれていれば、あの5月の連敗もなかった…といまさら嘆いても仕方がないのですが、
嘆きたくなるくらいにいい場面でヒットが生まれました。

タイムリーを放った吉田、マレーロ、安達はもちろんですが、
久しぶりにスタメン起用の駿太も頑張りました。
1点をあっさり失い嫌な流れで迎えた一回裏、
先頭・駿太が8球粘った末にスリーベースを放つ。
これで一気に反攻の機運が盛り上がりました。

ライバルの武田がいないいま、
駿太、大チャンスです。



 山崎福也

オリックス先発の山崎福也。
昨日の記事で「半信半疑」と書きましたが、その悪い予感は見事に的中。
初完封以降、成長の跡がうかがえないピッチングが続きます。

ストレート・変化球全て捉えられ、正直厳しい。
西と松葉がいない状況ですが、それでもいまの山崎に頼る必要性は感じません。
力不足は否めないとしても、まだ吉田凌の方を観てみたい。

一応先発として使った以上、山崎をもう1イニング投げさせるかとも思いましたが、
スパッと代えた福良。
試合中の表情からも、さすがに堪忍袋の緒が切れたようでした。



 金田の好投

値千金の一発を放ったのは吉田正尚も、
勝利を呼び込んだのは、山崎の後をうけた金田の好投
だらんと緩み切った試合の雰囲気を締め直しました。

いつも通り球は高いものの、
そのストレートは元同僚のオ・スンファンの石速球のような重さを感じさせます。

ヘルメン・近藤、最後に平野
彼らの力投がカード勝ち越しにつながりました。

そして黒木。
ストレートが相変わらずシュート回転。
そして打たれだすと止まらない。
技術・精神両面に課題あり。
あれだけのピッチングができた選手。
復活を信じています。



ミッションオクトーバー

これで3カード連続の勝ち越しとなったオリックス。
借金完済まであと7つ
信じられないくらいの急降下をみせる楽天との差はまだ11。
常識的には不可能な数字とはいえ、
楽天との残り6試合すべて勝つと計算すればゲーム差は5。

もちろん、まだそれでもの数字ですが、
なにが起こるか分からないのがペナントレース。
最善を尽くして目の前の勝利を掴んでほしい。

勝ち続ければ、
ミッションオクトーバー」となる可能性も、
わずかながら残されています。




-吉田正尚
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