祈優勝! オリックスバファローズ

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吉田正尚

~オリックス・吉田正尚、手術か否か の巻~




 腰痛

持病の腰痛悪化により出遅れ、今年もシーズンの半分を棒に振った吉田正尚
そんな吉田、来年も室伏道場に入門するそうです。

 吉田正は昨オフに憧れのハンマー投げアテネ五輪金メダリスト・室伏広治氏の元に手紙を送り“弟子入り”が実現。何度も足を運んでトレーニングの指導を受けた。しかし、2年目の今季も腰痛に苦しみ、64試合で打率3割1分1厘、12本塁打、38打点。

今オフは手術も視野に入れているほどだが「3年連続でダメだな、というわけにはいかない。不安を取り除いて最善を尽くしたい。やれることをやる」と来季の巻き返しに燃える。

室伏道場に昨年以上に通って、腰痛を克服するつもりだ。(東スポWeb)

スポーツ科学の大家、室伏のもとに通うのは結構なことですが、
それよりも大事なことは、
結局、持病の腰痛に対してメスを入れるのか否か

このまま保存療法でいくのか、
それとも手術をして治癒を目指すのか。

秋季キャンプも万全な体調ではないとの理由で連れて行ってもらえず、
にもかかわらず、
いまだその答えを出していません。



 決断の遅れ

たとえば、日本ハム・大谷は来季のメジャー移籍に向けてシーズン終了即右足首の手術に取り掛かり、すでにジョギングを開始。
吉田と同級生の楽天・茂木も、日本シリーズ期間中に、
シーズン中悩まされた右ひじの手術を受けました。

それに比べて吉田。
シーズンが終わって一ヶ月半が過ぎようというのにいまだ決断に至っていない様子。
手術するのであれば、その決断の遅れは開幕に間に合わない危険性を孕み、
吉田自身が危惧する「3年連続でダメ」に繋がります。

どれだけファンを魅了するスイングをしようが、
試合に出ないことには評価されないのがこの世界。

3年連続で期待を裏切るとなると、さすがに…。

とにかく、一日も早い決断を待っています。
心情的には、手術で根本的な治癒を目指してほしい。




 リクエスト

 日本野球機構(NPB)は13日、東京都内でプロ野球12球団による実行委員会を開き、来季から判定に異議がある際に監督がリプレー検証を求めることができる「リクエスト」制度の導入を決めた。

これまで行われてきたリプレー検証は、本塁打かどうかの判定や本塁でのクロスプレーなどに限り、審判員が必要と判断した場合のみ実施してきた。

新制度は米大リーグで実施されている「チャレンジ」に似た制度で、本塁以外のアウト、セーフの判定、ノーバウンドで捕球したかどうかなど対象が広がる。ストライク、ボールやボークの判定などは対象外となる。

両チームの監督は、それぞれ九回までに2回、延長戦では1回検証を求めることができ、判定が覆った場合は回数に計上されない。審判員は控室でテレビ中継映像を確認し、5分以内に結論を出す。

NPBは「ファンや選手、監督が満足できる公平な判定を目指すとともに、過多なリプレー検証要求を減らしテンポのよい試合を展開することが目的」と説明。来春のオープン戦は12球団の本拠地でだけ実施し、公式戦は全試合を対象とする。(産経新聞)

メジャーに遅れること4年、ビデオ判定システムがようやく完全導入される見通しです。

2014年のシーズン、ヤフオクドームの試合でレフトのTが(テレビ画面上)直接捕球していたにもかかわらず、審判の判定はヒット。
そこで一つのアウトがとれず失点につながり、この試合を落とすということがありました。
優勝したソフトバンクとわずか2厘差で、悲願の優勝を逃したその年のオリックス。
もしそのプレーが正確に、ビデオにより判定されていたならば、順位が入れ替わった可能性も否定できません。

たかがワンプレーとはいえ、
シーズンの行方すら左右する可能性を秘めた審判のジャッジ

審判の権威は、
一度下した判定が覆ることよりも、
誤判定を認めずうやむやにすることで落ちていきます。
人間ゆえに失敗することもあり、その失敗を機械で正すことは決して悪いことではなく、むしろ率先して行うべきこと

導入が遅かったとはいえ、
NPBの大英断に拍手です。



関係ない

そしてまた、
リクエスト自体が、
一つのドラマを生むこともありそうです。

今シーズンのア・リーグ優勝決定戦では、ヤンキースのジョー・ジラルディ監督が、
死球の判定に対してチャレンジを使用せず(実際はグリップエンドに当たっており、そのままキャッチャーが捕球しスリーアウトチェンジであった)そのまま続行し、続く打者に逆転満塁本塁打を打たれて、ワールドシーリーズ進出を逃すということもありました。
結果、そのことが、ジラルディがヤンキースの監督の座を解かれる一因に。

翻ってわがオリックス。
どれだけ誤判定を受けても、審判の判定に文句をつけないのが信条の福良が監督。

リクエスト導入も、
ことオリックスに関しては、
全く関係のないことかもしれません




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