~オリックス、2022オープン戦白星発進(vsソフトバンク) の巻~
打った方は自信になる
練習試合の位置づけのみやざきベースボールゲームズを1分け2敗で終えオリックス。
この試合からオープン戦となり、初戦はソフトバンク。
開幕投手内定の千賀から4点、苦手の和田からも4点を奪い、8-4で大勝。
勝敗不問とはいえ、ようやく片目が開きました。
ローテ当確の千賀や和田がここに標準を合わせるはずもなく、さらに捕手は海野。
新球のマスター等自己の課題を実戦で試した割合強く、打たれた方はそれほどのダメージはないでしょうが、名のある投手から打った方は自信になるもの。
渡部遼人
千賀からの8安打の内訳は、渡部2、紅林2、野口1、来田2、山足1。
ここ3試合結果の出ていなかったルーキーの渡部遼人にとってこの2安打は大きく、左の和田からも内野安打を稼ぎ猛打賞。
特に150キロの真っすぐをしっかり捉えた二回の第2打席は素晴らしく、さらにそこから二盗、次の紅林のヒットで好走塁でホームイン。
4点目は渡辺の足で稼いだもので、自身のセールスポイントをいかんなく発揮し、評価を上げました。
同タイプの小田、さらに佐野にはかなりの刺激となっているはず。
育成のオリックス
和田から2本の長打を放ったのが、太田椋。
右に左に、懐の深い太田らしいバッティング。
この試合では課題の守備でも好プレーがありました
紅林も猛打賞。
20歳になったばかりの高卒3年目は、攻守ともにさらに成長速度を上げ。
育成といえばソフトバンクの代名詞でしたが、この試合を観る限り若手の成長度には大きな開きあり。
もちろんオリックスが上。
育成のオリックス。
高卒選手がほぼ出て来なかった暗黒時代を知る者にとっては、隔世の感というよりもいまだ信じられない気持ちが強く。
頓宮、初マスク
ドラ3の福永奨が左第一中足骨底剥離骨折でリハビリへ。
第三捕手候補離脱の影響か、この試合では頓宮が初の実戦マスク。
竹安、阿部、斎藤の無失点リレーに貢献。
一塁任されるも自慢の打が寂しい現状。
守でなんとかアピールできました。
クローザー・吉田凌
投手では竹安が3回無失点も、好守に救われた感あり。
吉田凌を前日に続き九回に起用。
与四球率の低さが買われてのものでしょうが、被本塁打率も高く、真っすぐがクローザーとしては物足りず。
オールドルーキーとして入団2年目の阿部翔太、1イニング無失点。
まだ2月ながら阿部にとっては勝負の時期。
なんとかしがみついてほしいところ。
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