祈優勝! オリックスバファローズ

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張奕

~オリックス、張奕・支配下登録、山崎颯一郎・右肘故障 の巻~




「いま一番いいのは張」

オリックスは1日、張奕(ちょう・やく)投手(25)と支配下選手契約を結ぶと発表した。背番号は「122」から「98」、年俸420万円(推定)。張は「令和になった瞬間だったので、びっくりした。言われた瞬間は泣きそうになった」と喜んだ。

長村球団本部長は「投手になってからの成長が著しい」と説明した。台湾出身の張は日本経大から外野手として16年に育成ドラフト1位で入団。昨季6月中旬から本格的に投手に転向した。直球の最速は151キロ。巨人陽岱鋼がいとこで「対戦が楽しみ。今のコンディションだったらいけます」と宣戦布告した。(日刊スポーツ)

中継ぎ崩壊に苦悩する西村がファームに欠員補充を依頼したところ、返ってきたことばが「いま一番いいのは張」
その張は育成の身、ということで5月早々に支配下登録。




昨年の激励会、「プロの球に慣れてきました」と力強い表情で語っていた打者・張奕
そこから3か月後に投手に転向し、転向後一年も経たないうちに支配下登録された投手・張奕
そして一軍登録。

1回2/3/被安打5・失点2・防御率10.80
ストレートを弾き返され、変化球を捉えられ、現状、この数字通りの力だと思います。
ただ、それでも立派。

逃げずに向かっていく姿は観ていて気持ちがよかった。
学ぶことはまだまだたくさんありますが、投手転向一年弱。
当然です。



山崎颯一郎

5月8日オセアンでのソフトバンク戦。
先発の山崎颯一郎が四回、投球した際に右肘を故障

ボールは抜けグラウンドに叩きつけられ、直後に右肘をかばう山崎。
続報がないためどのような状態かは分かりませんが、以降二軍戦にもちろん登板しておらず、怪我の場面を思い起こせばかなりの重症と想定されてもおかしくはなく。




4人目のエース候補

ドラフト大成功例としてあげられる2016年オリックスのドラフト。

1位:山岡泰輔
2位:黒木優太
4位:山本由伸
5位:小林慶祐
6位:山崎颯一郎
8位:澤田圭佑
育成2位:榊原翼

タイトルホルダーこそいないものの、3年目ながら球宴出場3人に現先発ローテ3人。

そのなかでも大器と評されるのが山崎颯一郎。
1年目の秋季キャンプでの山崎のピッチングを観て、
高山投手コーチ曰く「指にかかったときのボールは素晴らしい。まだ体ができていない中であのボール。末恐ろしいですね。エースになれる素材だと思いますね」。
さらには前監督・福良淳一は「角度、腕の長さは武器。カーブの落差も面白いね。これまでのウチにはいないタイプ。というか、ほかでも思いつかない。見たことがないタイプ。大きく育ってほしいし、育てないと悪い。それだけのものになる期待を感じさせる投手」。

3年計画で山崎を育てているファーム首脳陣にとって、また山崎本人にとってもこの怪我は大きな誤算。

4人目のエース候補の故障、心配の一言です。



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