~オリックス・椋木蓮、プロ初登板初勝利! の巻~
初登板初勝利
脇腹痛で離脱していた、オリックスドラフト1位・椋木蓮がいよいよ一軍初登板。
ドラフトで大学生を4人指名しましたが、その中でも唯一即戦力と個人的に評価していたのが椋木。
ドラフト5位の高卒池田も含め5人中最後の一軍デビューとなった椋木ですが、同期の出世争い、一気にごぼう抜き。
6回無失点でプロ初登板初勝利。
鮮烈なデビューを飾りました。
6回/被安打2・奪三振7
ドラフト当時の椋木の寸評~オリックス、2021ドラフト1位・椋木蓮 の巻~でも書いていましたが、左打者外へ落ちながら逃げる変化球(フォーク)が強みで、それは一軍でも十分に通用。
その球があるゆえにスライダーがより活き、横の揺さぶりはより効果的に。
この試合での真っすぐは全般的に高めでしたが、キレがあるため、バットが空を切ること多々。
コントロールが安定しているため大崩れすることなく、納得の6回/被安打2・奪三振7の零封。
次回登板も楽しみな、素晴らしい椋木のピッチングでした。
マッカーシー
打線は六回、七回に(珍しく)3点ずつ加点。
杉本がともに適時打。
好不調の波が激しい杉本ですが、Tに比べれば内容的にはだいぶまし。
五番に入ったマッカーシーが3四球。
長打率がもう少し欲しいところですが、出塁率高く、現状のOPS.751は昨季のジョーンズ、モヤ以上。
マッカーシーの後の打者次第で(この試合の杉本のように)得点力は変わってきます。
2カード連続での3タテ阻止
守備崩壊に犠打偏重。
自ら白星を手放す試合が続き、苦しいカードが続くいまのオリックス。
しかし、2カード連続での3タテ危機を阻止できたのは大きく、なんとか踏ん張ってはいます。
しかし、プレッシャーのかかる大事な3戦目を任された椋木の好投は、個人にとってはもちろん、チームにとっても非常に意味のあるもの。