～オリックス・紅林弘太郎、紅白戦第一号 の巻～
紅林弘太郎
打者が打てば打たれた投手が心配になり、抑えれば抑えられた打者が心配になるのが紅白戦。
それでも、どちらかがよいかと問われれば、貧打に泣く昨今のチーム事情を考えれば、打線が活発な方に光明を見出せます。
2021年初実戦となった紅白戦は4イニング制で行われ、紅組6点、白組1点の計7得点。
目立ったのは、中川圭太と紅林弘太郎、杉本裕太郎に田城飛翔。
紅林は、外を狙った球が内に入った本田の失投を見逃さず、レフトスタンドにスリーラン。
これが今季チーム第一号。
今オフ11キロの増量に成功したとのことで、オリックスの若手には珍しくがっしりとした体つきに。
体格も打撃フォームも、一年前とは違います。
中川圭太
中嶋が推す中川圭太も、育成の中田から左中間に。
打球がぐんぐん伸びスタンドへ。
第一打席のレフト前ヒットも内容がよく、調子のよさが窺えます。
打撃に悪影響を与えていた感のある守備も、センターに落ち着きそう。
ライバル云々よりも、自分自身との勝負となりそう。
育成組
支配下狙う移籍組の田城飛翔は早速の2安打。
ライバル候補の宗の故障出遅れは田城にとっては大チャンス。
投手では、東晃平が好投。
真っすぐでおして三者凡退に抑えました。
飛躍の予感あった昨年は故障により停滞したものの、今季まだ高卒4年目。
ようやく体に芯が入ってきました。
育成投手のなかでは東が支配下の最有力候補。
オリックス愛
マリナーズからオリックスに復帰した平野佳寿投手（36）が10日、宮崎市内のホテルで入団会見を行った。気合を込めた丸刈り姿で、壇上に登場した。
17年シーズン以来、4年ぶりの古巣復帰で、契約は単年。背番号は慣れ親しんだ「16番」で、年俸1億5000万円プラス出来高。
「今は日本でプレーできることを楽しみにしている。オリックスのために頑張ろうと思います」（日刊スポーツ）
見慣れぬ坊主頭のせいか、精悍さが増した感のある平野。
平野の入団会見の内容等については後日まとめる予定ですが、言葉の端々に感じられるのが、オリックス愛。
平野の復帰が一段と嬉しいのは、平野に確固たる「オリックス愛」を感じるからなのでしょう。
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