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アダム・ジョーンズ

~オリックス、アダム・ジョーンズ獲得 の巻~




一日千秋

報道から一日。
オリックスとアダム・ジョーンズの契約が完了
その間、これぞまさしく一日千秋。

モヤに続く、福良GM(と渉外担当)の働きには称賛の一言。

握手する福良とアダム・ジョーンズの写真。
ともに笑顔。
こちらもにやけます。



2年800万ドル/背番号「10」

以下、Full-Countより。

オリックスは11日、ダイヤモンドバックスからFAとなっていたアダム・ジョーンズ外野手を獲得したと発表した。米メディアによると、契約内容は2年800万ドル(約8億7000万円)で、3年目は球団オプション。3年最大1550万ドル(約16億8500万円)の超大型契約だ。背番号は「10」に決まった。

ロメロが250万ドルの2年契約で2年500万ドル。
そこから300万ドルの上積みも、MLBでの実績を比較・考慮すれば当然。

背番号「10」で大城はそのロメロの「9」に。
こちらも、アダム・ジョーンズの実績を考慮すればやむなし。



「バリバリのメジャーリーガー」

 34歳のジョーンズは11年から7年連続で20本塁打以上を記録するなどメジャー14年間で通算1939安打(MLB現役9位)、282本塁打(MLB現役16位)をマーク。守備では4度のゴールドグラブ賞を受賞し、オールスター戦に5度選出されている。米カリフォルニア州サンディエゴで報道陣の取材に応じた福良淳一GMは興奮を隠そうとしなかった。

――球団がジョーンズの獲得を発表した。
「大物というか、バリバリのメジャーリーガーを取れて……。球団としても自分としても、ちょっと興奮しています」

「大物というか、バリバリのメジャーリーガー」。
このことばに集約されます。
「バリバリのメジャーリーガー」という点でみれば、歴代ナンバーワンでは。
そして、そちらの方が重要なわけで。

ただ、30オーバーのFA野手への投資が極端に軽減しているいまのメジャーの風潮を考えれば、今後はアダム・ジョーンズのようなケースは増えてきそう。
ただ、オリックスとアダム・ジョーンズがその嚆矢となったことに意味があります。



「本物」

――打線の中軸として期待するか。
「そうですね。本人のためにも球団のためにも成功できるようにバックアップしていきたいと思っています」

――複数年契約。チームの中心でやってもらいたい思いか。
「もちろんありますよね。やっぱりウチはそこでやられてきたチーム。そこ(チームの中心)がしっかりしたいというのが大きかったですから。ジョーンズ選手に入ってもらって活躍してもらいたい」

――選手としての期待は。
「実績を見たら凄いですからね。そのままの力を出してもらいたい」

――吉田正尚ら若い選手への影響も大きい。
「そこも大きいと思いますけどね。本物ですから。みんながそういうのを見て。若いチームになってきたので、そういうのもプラスになる」

もちろん中軸。
昨年のオーダーでいけば、吉田正尚が三番でアダム・ジョーンズが四番。
吉田の前後が重要なチームで、後ろを想定外の大物が担うこととなり、あとは前。



リーダー

ボルチモアでは慈善活動にも積極的で、オリックスに欠けているリーダーシップを兼ね備えた選手。
福田、頓宮に中川といった学生時代に主将を務めた選手が一人前となりチームを引っ張るまで、「本物」のアダム・ジョーンズに引っ張ってもらえれば。

年齢も野手では山崎に次ぐベテランとなるアダム・ジョーンズ。
「本物」の背中から、若手が学ぶことは多い。



不安よりも期待の方が数段大きい

――交渉でジョーンズと接してみて。
「思ったより静かでしたね、会った感じは。プレー見たら変わるのかなと思いますけど。口数が多くない? そうですね」

――交渉は何度面談したか。
「1回です。サインする時ですね」

――獲得を決めた1番の決め手は。
「第一線で成績を残せますし、まだまだやれるというのがありますので。年齢は関係なく

――メジャーで活躍した選手では日本人選手への対応に苦しむ選手もいる。
インコースのさばき方がうまいなと思ったんですけどね。だいたい来る外国人はインコースの球に苦しむのかなというのがあるんですけど、インコースのさばき方はうまいですし、そこは対応できるかなと思います」

不安点を挙げれば、年齢にOPSの低さ。
出塁率が低いフリースインガー。

しかし、欠点のない選手がいるはずがなく、さらにいえばメジャートップクラスの超一流選手が、年俸も安く環境も変わる日本に来るはずがなく。

助っ人外国人にある程度の不安を抱えるのは当然。
ただその不安よりも期待の方が数段大きい現実がそこにある。

右打ちの助っ人に関しては、インコースよりも外(のスライダー)への対応が重要と思っていましたが、福良のなかでは内の捌き。
悩むフロントにロメロ獲得を進言した福良の選手を見る目はたぶん確か。



五輪、そして一安心

――米国代表として五輪に出場できるか。
「(ジョーンズと)話しました。日本人選手と同じで、日本人選手も(侍ジャパンに)出すわけじゃないですか。ジョーンズには『体が問題なかったら大丈夫だよ』と言いました。『もし少しでもおかしなところがあったら考える』と」

――ジョーンズ本人は五輪に出たがっているのか。
「それを聞いて、『ありがとう』と言ってましたけどね。出たいかどうかより、『米国が五輪に出るのが先だ』と言ってましたけどね。とにかく成功してほしいですね。それだけです」

以前のプロ選手の五輪出場時と異なり、来年の東京五輪期間中はシーズン中断
野手の場合は実戦から離れるリスクも大きく、その点考えれば出場した方がいい面も。

米国が出場できるか定かではないものの、もし出場となれば、アダム・ジョーンズがチームリーダーとなるは必定。
ディクソンにアダム・ジョーンズ。
そして日本代表に山本由伸(と吉田正尚と山岡泰輔)。

熱い夏となりそう。

とにかく、
アダム・ジョーンズの入団が本決まりとなって一安心です。





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