~オリックス、アダム・ジョーンズ来日 の巻~
来日
オリックスの新助っ人アダム・ジョーンズ外野手が26日、関西国際空港着の航空機で来日。メジャー通算282本塁打の超大物助っ人が到着ロビーに姿を見せると熱狂的なファンからみくちゃにされるなど現場は一時、大パニックになった。ジョーンズも思わず「自分はマイケル・ジャクソンかと思った」と驚きの声を上げた。
警備員の声が何度も響き渡るほど空港内は大混乱となった。ジョーンズが姿を見せると待ち構えていたファンが殺到しサイン、写真攻めにあい動くことも困難の状況に。それでもジョーンズは笑顔を絶やさず出来る限りファンに対応した。
ケガ人が出てもおかしくない程の熱狂ぶりに「怖くはなかったよ。皆さんが温かく迎えてくれたね。熱いファンがいるのが分かった。けど、自分はマイケル・ジャクソンかと思ったね」と、歓迎ムードに笑顔を見せた。(Full-Count)
オリックスの助っ人の来日でこれだけのパニックを引き起こしたことが過去にあったか。
いや、他球団の新外国人を含めても。
混雑=期待
オリックスと空港警備担当の予想を大幅に上回るこの混雑は、アダム・ジョーンズへのファンの期待の裏返し。
それだけの選手がオリックスに加わったということ。
ドラフトも決して成功とはいえず、トレードやFAなどの補強もない。
だからこその選手個々の奮起を促す意味での温情更改に対しても、選手それぞれに感謝や責任感が増したという発言もなく。
チームへの期待値がなかなか上がってこなかったなかでの、アダム・ジョーンズの来日とこのパニック。
プロ野球選手の正月が近づいてきたこの時期にようやくテンションが上がってきました。
マイケル・ジャクソン並みの大スター
NHKのスポーツニュースでも扱われたアダム・ジョーンズの来日。
パリーグ覇者の西武に3年連続日本一のソフトバンク、大補強を敢行した楽天とドラフト大成功のロッテ。
それらのチームに比べだいぶ静かだった、最下位オリックスのオフ。
鬱積したモヤモヤを晴らすかのように、アダム・ジョーンズの来日に喜びを爆発させたオリックスファン。
ファンにとっては、アダム・ジョーンズはマイケル・ジャクソン並みの大スター。
心意気
メジャーバリバリの大物ながら、オリックス助っ人陣のなかで一番最初の来日。
この心意気がなによりも嬉しい。
メジャーでは人種差別に苦しみましたが、ここ日本ではその点は問題なし。
野球のみに専念できる環境が整っています。
次回はアダム・ジョーンズの入団会見の内容について。