～オリックス、阪神との仮想日本シリーズは1勝1敗1分け の巻～
1勝1敗1分け
8/3～6、京セラドームにて行われたオリックスと阪神とのエキシビジョンマッチ3連戦。
リーグの首位チーム同士の対決で、日本シリーズの前哨戦と言っても過言ではない対戦。
結果は1勝1敗1分けと五分。
初戦は、2-2の引き分け。
先発・田嶋大樹が2回4奪三振と圧倒。
ヒギンス挟んでの三番手・本田仁海が5回無失点の好投。
山崎颯一郎と本田仁海、自力で先発ローテ入りを手繰り寄せようとする姿は頼もしい。
来田涼斗、張奕
適時打は吉田正尚の代わりに三番に入った来田涼斗。
甘く入ったフォークを捉えて右中間へのツーベース。
五輪休み前の日本ハム戦で華々しいデビューを飾った来田ですが、吉田正・福田・杉本のいる現外野陣に割って入る力は現状なく、それならばしっかりと下でスタメンとして守走含めての経験を積ますべき。
避けるは、守だけで一軍に置いた結果の後藤の二の舞。
2点リードの九回に登場した張奕ですが、ランナー出ると相変わらずバタバタ。
こちらも漆原同様にメンタルが弱く、九回を任せられる強さがなく。
真っすぐはいいものがあるだけに、もったいない。
竹安大知
2戦目は8-3の逆転勝ち。
前阪神の竹安大知が5回無失点の好投。
制球次第の竹安ですが、一球一球丁寧に投げられればこれくらいの投球はできる投手。
しかし、残り2枠の先発枠に入るには、どうしてもいままでの印象が足を引っ張り。
さらに、先発投手として獲得してくれたことに喜んだスパークマンの存在もあり。
現状は、以前の山崎のような緊急的ロングリリーフが適任かと。
宮城大弥
1日空けての3戦目は0-1で負け。
前回崩れた宮城大弥が先発。
しっかり立て直して、5回／被安打4・奪三振9・与四球0・失点1と好投。
阪神打線、振り遅れの空振りが目に付きました。
宮城の後に登板したスパークマンが出色。
これまでは調整途上で投球内容云々を評するレベルにありませんでしたが、ようやく仕上がってきた模様。
4回／被安打1・奪三振6・与四球0・失点0の内容は、宮城に勝るとも劣らず。
スパークマン
6奪三振中ストレートでの空振り三振が5つ。
阪神打線が真っすぐに的を絞っていたなか、それでも真っすぐはバットの上を行き。
かなり打者寄りでボールを話せていましたが、グッと上半身を倒し込めているのは下半身が仕上がってきたから。
スピンの利いた強い真っすぐと変化球。
このピッチングができるのであれば後ろで使いたい。
オリックス最大の弱点クローザー問題も一発で解決できそうなボールでした。
仮想日本シリーズ
仮想日本シリーズは五分の星取。
とはいいつつも、オリックスは2位楽天と1.5、阪神は巨人と2ゲームと差はわずか。
どちらもその舞台に立てない可能性もありますが、このような夢想ができるのはいま首位にいるから。
とはいいつつも、CSのあるいま、ある意味日本シリーズはおまけ。
目指すは、1996年以来のパリーグ制覇。
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