~オリックス、楽しかった2021シーズン最終戦前夜 の巻~
最終戦に勝つこと
本拠地最終戦を勝利したオリックス。
しかし試合のない間に、ライバルロッテが2連勝。
ともに一点差でサヨナラ勝ちに逃げ切りと、地元千葉で勢いの出そうな勝ち方。
数字的にはオリックスが有利と言われていましたが、自力はロッテ、他力がオリックスが現実。
となると、ロッテの負けを願うのはオリックス側からすると当たり前ではあるものの、だからといってロッテの連勝に悲しむ必要はなし。
アドラー心理学で言えば課題の分離で、自分ではどうしようもないことにああだこうだ考えても仕方がない。
オリックス側がやるべき課題は、ただ一つ、最終戦に勝つこと。
ロッテのマジック「3」
ただこのロッテの連勝で追い込まれたこともまた事実。
実際、ロッテのマジックは「3」にまで減っています。
最終戦にもし負けてもまだ可能性はありますが。
最終戦が大勝負で思い出すのは、岡田政権2年目の2011年。
エースと称され始めた金子千尋で勝負に出るも六回でノックアウト。
1毛差でCS進出を逃しました。
エース山本由伸
その大事な最終戦の先発は、中7日でエース・山本由伸。
当時の金子と比べてもなに一つ劣っておらず、防御率も1点台。
楽天戦の今季成績は防御率1.17/3戦2勝0敗。
ただそれでも勝てると言いきれないのが野球で、前回登板の日本ハム戦も1失点ながら白星つかず。
だから大事なのは、打線。
楽天先発田中の今季オリックス戦成績は防御率2.70/3戦0勝1敗。
田中を打てるか否か。
打ってくれるはず。
信じる
オリックス側からすれば、とにかく勝つのみ。
NPB最高峰の投手を休養十分でぶつけるという最高の準備で最高の舞台に立てるわけで、オリックス首脳陣としてはやるべきことはやりました。
あとは選手。
そしてファンは彼らを信じ全力で応援すること。
人事を尽くして天命を待つ。
祈りは、天に、いや選手につたわり、きっと吉報が届くはず。