~オリックス、最下位・日本ハムに敗れて連勝ストップ の巻~
北海道→福岡
楽天・ソフトバンクとの試練の6連戦を2勝1敗2分けで乗り越えての今節は、最下位日本ハムとソフトバンクとの6連戦。
楽天と日本ハムの入れ替えで楽になった印象も、敵地での6連戦、しかも北海道→福岡の移動で決して楽でなく。
加えて、対日本ハムはこの試合前まで6勝5敗2分けと、首位vs最下位チームの対戦成績にあらず。
日本ハム先発はローテを崩して、相性のいいオリックスにぶつけてきた上沢。
チャンスはつくり、5回で100球投げさすも、結局は7回1得点。
早打ち、待球ともにメリットあり、どちらが効果的とはいえませんが、点を取らねばどうしようもないということ。
1-3で敗れ、連勝も2でストップ。
吉田も人の子
最大のチャンスは五回表。
同点に追いついてなお二死一二塁とチャンス続いて、バッターは吉田正尚。
ここで吉田が、投げた瞬間ボールの高めの変化球に手を出し空振り三振。
チャンスは潰えました。
ここ最近、福田・宗がチャンスつくるも吉田が凡退という場面が目に付きますが、吉田も人の子。
五輪疲れもあるはずで、ここは吉田もファンも辛抱しどころ。
技術は申し分ないため(怪我が要因でなければ)そのうち、必ず戻ってきます。
信頼の低さ
オリックス先発は山崎福也。
好投するも4回2/3で交代。
代わった吉田凌が初球を弾き返され、結果これが決勝点となりました。
山崎をローテ投手に育て上げてくれたのは中嶋ですが、その中嶋の山崎に対する信頼は低い。
中6日与えながら、五回付近もしくは100球手前で交代。
ここを乗り越えて投手はようやく一人前になるもの。
一番厳しい場面で代えていてはもう一段上の成長が見込めず。
この起用法、2014年の松葉を思い出します。
そして彼はそのもうひと伸びができず、チームを去ることとなりました。
プロ失格
九回表。
期待のジョーンズがゲッツーに倒れ二死となって、バッター来田涼斗。
その来田がこの試合2本目の二塁打を放つも、なぜか三塁を欲張ってアウト、ゲームセット。
1点差ならばまだともかく、点差は2。
二塁も三塁も大差なく、ならばこの場面二塁ストップの一択。
しかし来田は三塁へ。
来田の判断ならば経験不足では補えない勉強不足。
三塁コーチャー風岡の判断ならば、単純に論外。
打球的に走者自身での判断は難しく、風岡の指示かと思われますが、こういうプロ失格のプレーでゲームが終わることほど虚しいものはなし。
来田と紅林
つまらない終わり方でしたが、来田の2本のツーベースは素晴らしいものでした。
DHでの起用となっている来田ですが、この守備力の低さが3位まで残った理由。
しかしそれを補って余りある打撃には拍手しかなく。
高卒一年目とは、面構え含め到底思えず。
そして紅林が広角に打ち分けて猛打賞。
高卒2年目の選手、しかも遊撃手が規定打席に達しているのはある意味奇跡。
称賛しかありません。
よろしければ一押しお願いします。