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2016オリックス

~オリックス、陽岱鋼獲得へ の巻~

FA行使へ

日本ハム・陽岱鋼外野手(29)が、今季取得した国内FA権を行使することが29日、分かった。
「FA権を行使することになる。家族にも相談はした」と明かした。残留の可能性は低く、移籍を目指す方向だ。(デイリースポーツ)

ソフトバンクとの天王山での大ファインプレーで、チームの危機を救い、
日本ハムのリーグ制覇に大きく貢献した陽が、
FA権を行使する模様です。

昨シーズンオフの契約交渉での決裂もあり、
日本ハム残留の線はないし、
日本ハムも慰留することもないでしょう。

国内FA権獲得までの8年の間にチームにせいいっぱい貢献してもらい、
FA権取得後は、
去る者追わずの日本ハム

力の衰えがみえ始めるころに、
高年俸となった元主軸を、惜しげもなく放出し、
コストカットと若手への切り替えを必然的に進めていく
この一貫した日本ハムの戦略が花開き、昨日日本一へ。

ライバルチームですが、
その育成方法や経営手法は見習うべきところが多いですね。




成績

直近5年の陽の成績です。

2012年 打率,287 本塁打7 打点55 盗塁17
2013年 打率,282 本塁打18 打点67 盗塁47
2014年 打率,293 本塁打25 打点85 盗塁20
2015年 打率,259 本塁打7 打点36 盗塁14
2016年 打率,293 本塁打14 打点61 盗塁5

2013年 盗塁王獲得。
その後、盗塁数は漸減。
徐々にパワーヒッターへと移行しているようですが、
三拍子そろった陽の魅力を軽減させていることも確か。

しかしながら、
怪我を抱えながらも、今季の打率はリーグ8位と、
打撃センスが秀でていることは明らかで、
年齢もまだ29歳(Tと同期)と若く、
評価の難しいところです。

ただ、
現在の年俸が1億4000万円(推定)の陽。
費用対効果の面を考えれば、それだけの価値はないように思われます。

FAでの獲得となれば、
いま以上の年俸を払うこととなるでしょう。
生え抜きとして頑張ってきてくれたTがいまだ1億に届いていないにもかかわらず、
パッとやってきた同期の陽に、その2倍程度の額を払う
中島移籍時の混乱や不満が、再び生まれるリスクも内包しているとも言えます。

陽が素晴らしい選手であることには、変わりはありませんが…。




福良の人望

以前も書きましたが、
もしソフトバンクが陽獲得に名乗りを上げるなら、それで決まりのような気がしていました。
福岡第一出身の陽。
もともと相思相愛であったわけですから。

その記事(~オリックス、陽・川崎・バレンティンそしてモレル の巻~)では、陽とオリックスとの間に接点はないと書いたのですが、
実は大きな接点があったようです。

争奪戦が予想される中、オリックスが獲得に向けた調査を進めていることがこの日、分かった。最下位からの巻き返しを目指し、今オフ補強の目玉として照準を合わせた。
楽天など複数球団が獲得に名乗りを挙げるとみられるが、オリックスの指揮官は、陽岱鋼が日本ハム入団時の2軍監督で「一番、お世話になった人」と尊敬する福良監督。移籍先決断へのカギを握る可能性もある。

ここで再び、
福良の、類いまれなる人望が注目されることとなりました。

さあ、陽争奪戦はいったいどうなるのか?
尊敬する福良のもとにその身を託すこととなるのか?

いずれにせよ、
糸井の動向が大きなカギを握っていることは間違いないようです。




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