~オリックス、契約更改②赤間・山田・伏見 の巻~
赤間謙
○1200万円←700万円
今シーズンは体の事をトレーナーさんに相談し、コンディションにあわせて体の使い方、トレーニングなど試合前に体の調整ができた事が、自分の中で良かったかなと思います。
ある程度自分のボールをしっかり投げる事ができれば、試合は作れるなと感じましたが、後半で投げるにはスピードだったり、変化球の精度など、まだまだ足りない部分が多いので、そこを重点的に、見直して頑張っていきたいなと思います。(オリックスバファローズ・オフィシャルウェブサイト)
500万円アップですか。
ちょっと上げすぎな気がします。
「シーズンのはじめは負け試合で投げる事が多かったが後半は競った試合でも投げるようになった」と語る赤間。
その「はじめ」は再昇格後の6月下旬のことを指しているようですが、
本当の始めは開幕2戦目。
故障発生の近藤の後をうけた、4点リードの勝ち試合でした。
そのプロ初登板は、
緊張のためストライク入らず、2/3回を被安打2・与四死球4でKO。
3日後の日ハム戦でも同様のピッチングで、
二軍落ち。
つまり、1年間通して働いていないということ。
で、500万円アップはどうでしょう。
じっさい、ホールドも1つですし。
ただ、登板数24はチーム9位タイ。
地元東北での楽天戦では初先発も経験。
アップに慢心することなく、来季はプロ初勝利を。
山田修義
○900万円←600万円
課題としては立ち上がりが悪いので、来シーズンは立ち上がりの悪さを克服したいと思います。
来シーズンは怪我せず1年間ローテーションをまもって投げる事を目標に頑張っていきたいと思います。
こちらはもう少し、上げてやってもいい印象。
昨季後半2試合の先発を任され、飛躍が期待された山田でしたが、
キャンプで故障発生。
二軍でも滅多打ちを食らうなど、シーズン序盤は来季契約が危ぶまれるほどのピッチングも、徐々に復調し、
7月27日、待望のプロ初勝利。
今季は登板全て(12試合)で先発を任されました。
立ち上がりに課題を残すも、長足の進歩が感じられた1年でした。
有力な先発候補であることは間違いなく、怪我だけに気をつけて。
伏見寅威
1100万円←1100万円
フェニックスリーグからスローイングを課題に取り組んでいるので、1つでもレベルアップを目指しキャッチャーとして使ってみたいと思われるように頑張りたいです。来年の目標は毎年いっておりますがレギュラーを奪還です。
その打撃を生かし、ファースト・サードでの出場もあった伏見。
来季はキャッチャー一本のようです。
正直、一・三塁手としてならば打撃は力不足(同じことは伊藤にもいえます)。
捕手としてもリード・キャッチング面に秀でたところがない印象。
ただ、伏見は、
チームのことを第一に考えることができる選手。
東海大時代から認められてきたキャプテンシーは、オリックスにとって非常に貴重。
実績が伴えば、そのキャプテンシーはより発揮されるのですが…。
アジアウインターリーグ
開幕から1週間が経った、アジアウインターリーグ。
オリックスの吉田正尚は、予想通り全ウエスタンの四番に座り、
打率は驚異の5割。
しかし、本塁打が一本もなく(センターオーバーのフェンス直撃弾はありましたが)、その点が不満。
その吉田以上の活躍をみせているのが、
同期の大城滉二。
打率,533、本塁打1本と、台湾の地で大暴れ。
タイトル1つでも取って、自信をつけて帰ってきてほしいですね。