~オリックス、契約更改③平野・比嘉・川端 の巻~
平野佳寿
3億円←3億円(3年契約3年目)
実質、
昨年大幅ダウンで、今年その分を取り戻した、
そういうところでしょうか。
2014年から衰えがみえ始め、
2015年にそれが如実となり、
私的には、今年は先発転向すべきかなと思っていました。
ここまでのV字回復を遂げるとは、誰も思っていなかったのではないでしょうか。
しかし、
思いこみとは恐ろしいものです。
平野の昨年の不振により、
平野抑え失格→新外国人コーディエのクローザー襲名と、コーディエ来日前から決めてしまっている。
キャンプ・オープン戦を経ても、
平野の復調を見抜けず、
コーディエがクイックができずとも、抑えコーディエを改めようとしない。
信頼というよりもただの意固地。
その意固地の結果、
大事な開幕戦を落とし、チームはそのまま沈んでいきました。
酒井の罪は、限りなく大きかった。
比嘉幹貴
1500万円←1500万円
そんな平野。
悪夢の広島3連敗の一端を担ったのですが、こう笑い飛ばします。
その比嘉。
勝利の方程式の一角とはいきませんでしたが、よく戻ってきました。
16試合登板、9回1/3、防御率4.82 と完全復活はまだまだ先ですが、
あの大手術からこんなに早く戻ってきてくれるとは…。
出来高があるにせよ、1500万円の現状維持とは、結構厳しい査定です。
2014年の大躍進は、誰がみても比嘉の果たした役割が大きかった。
優勝争いをするには比嘉の活躍が不可欠です。
川端崇義
●1760万円←2200万円
大幅ダウンでも、その比嘉より年俸が上なのが川端。
今季は待ちに待った一軍初昇格直後の試合で左手親指骨折。
2ヶ月で復帰しましたが、目立った活躍は残せず。
一年目から徐々に成績は下り坂。
糸井が抜け陽が去り、ガラガラのオリックス外野陣ながら、
川端の名が挙がることはありません。
厳しい立場に置かれています。
せっかくの高い野球脳も、
試合に出ない限りは活かされることはなく。
来季こそ、いぶし銀の活躍をみせてほしいものです。
待望
昨日の記事で、本塁打が出ていないと書いた吉田正。
さっそく出ました。
バックスクリーン横の最深部へ、特大のウインターリーグ第一号。
掛布雅之・阪神二軍監督は、またも絶賛。
昨日は「別格」、
今日は「すごかった」。
観る者すべてを蕩けさす、吉田正尚。
オリックスの宝です。