~オリックス・契約更改⑥吉田一将・東明・大山 の巻~
吉田一将
○3500万円←1700万円
今シーズンはオープン戦は先発ではじまり、チーム状況の為、途中から人生で本格的に初めての中継ぎとして投げたので、必死になって投げていたシーズンでした。
中継ぎとしては投げた次の日にも出番がある場合があるので、気持ちの切り替えをうまくできるようにやっていました。
オフは来シーズンしっかりやる為の怪我をしない体作りをやっていきたいです。(オリックスバファローズ・オフィシャルウェブサイト)
昨オフは山崎福也とともにプエルトリコのウインターリーグに参戦するも、故障離脱。
その影響もあったのか、今春キャンプから出遅れ、
4月中旬に中継ぎとして一軍合流。
そこからの活躍は見事でした。
白星もルーキーイヤーに並ぶ5勝。
中継ぎの勝ち星は、運の要素を強いのですが、
恵まれたというよりも、自らの力で掴み取ったという印象です。
オールスターの監督推薦には塚原が選ばれましたが、
吉田が選ばれていてもなんらおかしくありませんでした。
その活躍に比例し、年俸も倍増。
来季は先発・中継ぎどちらを担うこととなるのでしょう。
私としては先発を任せてみたい。
ルーキーイヤー・日ハム戦でのあわや完全試合の快投が忘れられないので。
東明大貴
●3400万円←4200万円
先発で投げているので勝ち星がつかなければチームの勝利もないですし、自分が勝てなかったというのが1年通しての結果だと思ってます。
無駄なフォアボールやランナーを出す事が多く、自分で苦しくなるようにしていました。それでは勝てないので来年はそこを直していきたいです。
来シーズンは先発で二桁勝利を目指し、技術アップをして頑張っていきたいと思います。
まさかの挫折。
3月30日の今季初登板・日ハム戦が今季唯一の勝利となるとは、だれが想像しえたでしょうか。
打線とのめぐりあわせの悪さもありましたが、
これも東明自身が招いたこと。
とにかく無駄な四球が多く、テンポが悪すぎました。
先頭打者をさも簡単に歩かせる場面を幾度みたことか。
昨シーズン、二桁勝利を挙げ、
先発四本柱に名を連ねていた東明ですが、それもいまや過去の話。
一から出直しです。
大山暁史
590万円←590万円
フォアボールが多いと意味がないので、厳しいコースを狙ったり、ベースの上で勝負しないといけないと思いました。
来シーズンはベースの上で勝負することができるようにしたいと思います。
吉田・東明と同期入団の大山。
キレのあるボールを放るのですが、いかんせんコントロールが覚束ない。
オリックス悪夢の22・6事件にも加担。
2/3回で与四球5では話にならない。
2年目はサイド転向。
実を結ばず腕を戻して迎えた3年目がこの惨状。
大学・社会人を経由したプロ3年目の投手がいまごろ、「ベースの上で勝負することができるようにしたい」とは寂しい限りです。
本当にキレのある球を投げるので、毎年期待しているのですが…。