~オリックス・契約更改⑰戸田・赤松・角屋 の巻~
戸田亮
540万円←540万円
2015年の秋季キャンプからサイドスローに転向し、それがやっと自分のものになってきたので手ごたえを感じています。
福井に行って沢山投げさせてもらえたことに感謝しています。
またプロを目指して頑張っているBCリーグの選手に刺激を受けました。
福井の選手たちに激励の言葉をもらったので彼らの言葉を無駄にしないよう、弱音を吐かず頑張っていきたいと思います。
2015年末に育成落ち。
サイドに転向し、経験を積ませる意味も兼ねBC福井へ。
フェニックスリーグにも派遣されずその去就が心配されましたが、なんとか育成での再契約を掴みました。
大卒社会人経由のプロ5年目。
年齢も28歳になり、
社会人時代のストレートで押すピッチングではなくなりましたが、
大学から投手転向と、投手経験も肩もまだまだ若い。
高校時代は補欠、
大学も無名校、
そんな選手のアップセットをみてみたい。
JR東日本の後輩、坂寄はグラウンドを去りました。
泣きの一年をいかし、
再び背番号二桁へ。
赤松幸輔
250万円←250万円
後半は自分の中でなかったキャッチャーとしての練習を一から教えてもらうなど、新しい事を勉強できました。
その学んだ事を泥くさくてもいいので、春のキャンプで出していきたいと思います。
プロの生活はハードですが、学ぶ事が多く充実感のある1年でした。
188㎝、113㎏のドカベン体型。
一年のプロ生活を経て、体重は102㎏へ。
そのバッティングを買われての指名でしたが、
打率,222と確実性は低いものの、本塁打は3本とパワーはみせました。
三軍制導入で、捕手としての出番は確実に多くなります。
ソフトボーイの日本ハム・大島も、捕手として徐々に一軍に顔を出してきました。
その苦労に比べるとだいぶ楽なはず。
打者としては奥浪、園部。
捕手としては飯田、山崎、伏見とライバルの壁は高く、やることも多い。
時間はありません。
角屋龍太
●440万円←800万円
球団から今年は怪我が多かったので1年間通して戦える体作りをオフの間にして、春のキャンプに戻ってきてほしいと言われました。
社会人出身で即戦力になることができなかったという現実を受け止めて、来シーズンに向け気持ちを新たに取り組んでいきたいと思います。
1月初旬のベンツ入寮で話題をかっさらいましたが、
本業はサッパリで、一年で育成落ち。
怪我だけが要因ではないでしょう。
プロ入りはゴールではなくスタート。
もう一度やり直すチャンスをもらいました。
社会人ジェイプロジェクト(来季から元オリックス監督の大石大二郎が監督就任)時代、厨房に入っていたことを思えば、
野球漬けのこの日々はなによりの贅沢なはず。
最後のチャンスをむだにせず、
一日一日を大事にしてほしい。