～オリックス、ドラフト候補 の巻～
張奕(日本経済大)
10月８日、スポニチアネックスの記事より。
「オリックス ドラフト“隠し玉”に陽岱鋼いとこ」
オリックスがドラフトの隠し球として日本ハムの「陽岱鋼（ヨウ・ダイカン）のいとこ」をリストアップしていることが分かった。
福岡六大学野球連盟に属する日本経済大の張奕（チョウ・ヤク）外野手。陽岱鋼の父の妹の子どもといういとこの関係で、本家をほうふつとさせる走攻守で三拍子そろった選手だ。今ドラフト戦線では名前が知れ渡っていない「無印男」だが、今秋のリーグ戦では４本塁打を放ち本塁打王に輝くなど、課題の打力も大幅に向上。オリックスは綿密な調査の結果、指名する方針を固めており、５、６日のスカウト会議でも確認したようだ。
陽岱鋼と同じ福岡第一高校を卒業し、系列校の日本経済大に進学した張奕。
どこかでみた名前だなと思い、書棚を調べてみたら、
ありました。
2012年のアマチュア野球33 特集ドラフト2012 の、
小関順二×福田豊×西尾典文 ドラフト候補をたっぷり語る のコーナーのなかで、
小関氏が語っていました。
ライトを守ってたんですけど、肩が良くてバッティングも良くて、笹川(浦和学院)や佐藤(盛岡大付)と同じような感じでしたよ。
大学四年間の通算打率は３割に満たないものの、
今秋に４本塁打を放ち、開花を予感させる選手。
上記評価のように素材型の選手であることは間違いありませんが、
こういう選手にはロマンがあります。
例えば、昨年のドラ10・杉本裕太郎のように。
指名があるとしても下位もしくは育成となりそうですが、果たしてどうなるでしょうか。
松尾大河(秀岳館)
熊本・秀岳館高の遊撃手、松尾大河もオリックスの指名候補に挙がっているようです。
今年の甲子園で春夏ベスト４。
夏の準々決勝・常総学院戦では本塁打も放ち、U-18 日本代表に選出。
一番打者としてチームを引っ張り、この大会の首位打者(打率,500)を獲得した逸材です。
174cmと小柄ながらも体の芯がしっかりしており、いい選手だとは思いますが、
さすがに全体13番目・ドラフト２位での指名はなさそう。
昨年の吉田凌・佐藤世那のように、
５位以降で残っていれば、指名の可能性も十分にありそうです。
ドラフトの話題しかなくなってきました昨今。
この時期、本来ならば、
CSの話題を書きたいのですが、
来年こそは書けますかね…。