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2016ドラフト

~オリックス・ドラフト1位、山岡泰輔 の巻~

迷った末に

田中正義(創価大)と迷った末に、オリックスが選んだのは、
福良が希望した、4月から投げられる投手でした。

オリックス・ドラフト1位、山岡泰輔(東京ガス)

ダルビッシュが絶賛したそのスライダーは、いまも切れ味衰えず。
今年の都市対抗では、スクイズをしかけてきた相手打者がバットに当てることすらできませんでした。
自分のスライダーなら、バットに当たらないですから」と嘯く姿は、まさしくプロのそれ。

しかし、山岡の課題はその他の球種。
とくにストレート。
間違いなくプロで通用する、とは言い切れません。

私が山岡の評価を下げていたのは、CS直前に行われたDeNAとの練習試合の投球内容があまりにもひどかったから。
3回11安打5失点で、予定の5回を投げ切れずノックアウト。
いくら相手が、CS初出場でモチベーションも高かったDeNAの一軍とはいえ、
いくら、CSを直前に控える相手に内角を投げれなかったとはいえ、
さすがに打たれ過ぎの感は否めず。
実際、半年後にはその相手と戦わなければいけないわけですからね。

ただ、
ドラフト1位で唯一の社会人投手である山岡は、
田中や佐々木(桜美林大)、寺島(履正社)・今井(作新学院)らとは、戦ってきた相手が違います。
百戦錬磨の社会人野手を相手にしてきた山岡。
大卒組より1年若いながらも、負けたら終わりの厳しい舞台で戦い、結果を残してきました。
体は小柄ですが故障もなく、1年目から東京ガスのエースとして活躍してきました。

福良監督の希望する即戦力という観点では、
最もふさわしい投手であるのかもしれません。




9人

2位では、立正大の黒木優太を指名。
オリックススカウト陣のなかではもともと評価が高く、視察情報が多かった選手。
今春の右肩亜脱臼の影響により、回復途上ではありますが、
その状態でも150キロを出せる逸材。
「(好調時の)8割ぐらいには戻って来た」と話す黒木。
キャンプまでにはしっかりと戻っていてほしいですね。

3位以下は高校生あり、大学・社会人の実力派投手ありと多士済々。
百点満点だとは思いませんが、
昨年同様、渋いながらも実りあるドラフトとなったのではないでしょうか。

以下、指名結果です。

1 山岡泰輔(投手:東京ガス)
2 黒木優太(投手:立正大)
3 岡崎 大輔(内野手:花咲徳栄)
4 山本 由伸(投手:都城)
5 小林 慶祐(投手:日本生命)
6 山崎 颯一郎(投手:敦賀気比)
7 飯田 大祐(捕手:ホンダ鈴鹿)
8 澤田 圭佑(投手:立大)
9 根本薫(外野手:霞ヶ丘)

4位の山本は、九州ナンバーワンの好投手。
6位で、山田・吉田正の後輩、敦賀気比の山崎を指名。
既報通り、7位にベテランキャッチャーの飯田を指名し、
8位の澤田は、阪神・藤浪の同級生。

計9名を指名。
しかし、来る者いれば去る者がいるのもこの世界。
10月初旬、第一次戦力外通告をうけたのは7人。
となると、外国人選手が今年同様7人とするならば、追加で2人以上の第二次通告があるということですね…。

2位以下の指名選手については、おいおい記していきます。

ちなみに、山本を4位で獲得できたのは大成功だと思っています。




育成5人

三軍制導入が噂されるオリックス。
育成選手の獲得数でその本気度が分かると思っていましたが、
過去最多の5人を指名。
三軍制導入、どうやら確定のようです。

以下育成指名結果です。

1 張 奕(外野手:日本経済大)
2 榊原 翼(投手:浦和学院)
3 神戸 文也(投手:立正大)
4 坂本 一将(内野手:石川ミリオンスターズ)
5 中道 勝士(捕手:明大)

陽岱鋼のいとこ・張は育成での指名。
3位の神戸はドラフト2位の黒木と同輩。
4位の坂本は身長162㎝と小柄な内野手。

まずは新装開店の舞洲で暴れまくってほしいですね。

彼ら育成の5人についてものちのち記していきます。

今日、新しい仲間が加わりました。
何人の若者がこのオリックスで大きく羽ばたいてくれるのか
今から楽しみです。




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