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2017ドラフト

~オリックス・ドラフト1位、田嶋に決定(と、オリックス指名予想) の巻~




 明言

 オリックスは25日、「プロ野球ドラフト会議2017」の会場となる都内のグランドプリンスホテル新高輪でスカウト会議を行い、長村裕之球団本部長(58)がJR東日本・田嶋の1位指名を明言した。

例年1位指名選手は明かしてこなかったが、「明日になっても揺るがないので明言しました。先発ローテの一角を任せられる投手は、補強ポイントのひとつだったので」と同本部長。西武も田嶋の1位指名を明言しており、くじが濃厚だが「一番評価している投手なので、くじのリスク覚悟でいく」と力強く話した。

今ドラフトの目玉・清宮にいかずにピッチャーを獲ると決めた以上、
獲得すべき投手はただ一人。
田嶋大樹

今年のドラフト指名候補投手のなかで、
豊作といわれた昨年のドラフトに混じったとしても、ドラフト1位指名が予想されるのは、
田嶋だけでしょう。

肩関節の可動性の広さが生む独特な腕のしなり。
そこから繰り出されるキレのあるストレート。
自慢のクロスファイヤーはプロでも十分通用するレベル。

いい決断だと思います。



 あとはくじ引き

ただ、戦略的にはどうだったか。
数日前には、オリックス・田嶋決定という情報が洩れていました。

「明日になっても揺るがない」と、これだけ高く評価していたのであれば、
広島の中村公言のように前もって明らかにしていれば、西武との競合も避けられた可能性も。

報道をみると、田嶋指名明言については、西武の方が早かった。
信念が希薄にみえるオリックスの、田嶋からの撤退を願っての早期公言の意味合いもあったのではと思っています。

一番恐れていたのは、
西武指名を聞いて、田嶋を回避し東や鈴木に向かうことでしたが、
さすがにそこまで弱気ではなく、しっかり田嶋指名を公言してくれて、安堵しました。

あとはくじ引き。
相手は強運の渡辺久信。
相手にとって不足なし。
采配みていても神のご加護を全く感じない福良ですが、ここは大仕事、やってもらいましょう。



 勝率50%

田嶋と決めた以上、懸案は何球団の競合となるか。
現在のところ、1位指名はこうなっています(〇は公言)。

ソフトバンク:〇清宮
西武:〇田嶋
楽天:?
オリックス:〇田嶋
日本ハム:清宮
ロッテ:清宮(もしくは安田)
広島:〇中村
阪神:〇清宮
DeNA:?
巨人:清宮
中日:?
ヤクルト:〇清宮

不明なのが、楽天とDeNAと中日。
楽天は近年高校生の指名が多いことから、清宮もしくは安田(安田かなと思っています)。
左腕王国のDeNAがあえて田嶋に向かう理由は薄く、ここは鈴木康平(日立製作所)かと。
中日は観客動員低迷もあり、準地元・ヤマハの鈴木博志もしくは愛工大名電出身の東(立命館大)ではと予想しています。

この3球団、
さすがにオリックスと西武が田嶋指名を公言しており、そこに加わるだけの勇気も余裕も(特に中日は)ないでしょう。

私は、オリックスと西武の一騎打ちと踏んでいます。
勝率50%。
先にひくのは福良。
そこに当たりくじは必ずあります

ほんと、頼むよ、福良。



 オリックスドラフト指名予想①

あとは、2位以下の選手が誰になるのか?
そして万一くじに外れた場合の外れ1位は誰になるか?
私情もかねて、予想していきたいと思います。

1位:田嶋大樹(JR東日本:投手)
外れ1位:東克樹(立命館大)、安田尚憲(履正社)、石川翔(青藍泰斗)

左の田嶋が獲れなければ、同じサウスポーの東にいくでしょう。
私としては安田の方を評価していますが、ロッテが1位入札している可能性も。
ただこの二人は外れ1位だと確実に重複します。
もしここでも外れた場合は、高校生ナンバーワンピッチャー、石川翔で。

2位:藤岡裕大(トヨタ自動車:遊撃手)

同じ左打の内野手だと田中俊太(日立製作所)の方が早く出てきそうですが、
藤岡の可能性に賭けてみたい。
藤井の指導が入ればもっともっと伸びるはず。
しかも、源田のいた昨年は外野を守り、大学時代はサード。
そしていま、ショート。
ユーティリティーさはオリックススカウトが高く評価するところです(それゆえに大型野手が育たないのですが…)。

3位:村上宗隆(九州学院:捕手)

高校一年時は、清宮と双璧と評されたバッター
捕手というポジションもあり、打つことに専念できる清宮とはだいぶ差が開きましたが、その才能は高く評される選手。
長打力が自慢の攻撃型捕手で、プロ入り後学ぶことも多そうですが、伸びしろの多い選手です。

4位:宮台康平(東大:投手)

オリックス由田スカウトが高く高く評価していた、赤門のエース。
大学3年時から今年の初頭までは、ドラフト1位有力候補も、肩痛発症→フォーム改良以来、当時の輝きを取り戻せず。
即戦力投手というより、素材型の投手として
22歳の高校生と考えれば、これだけの素質のあるサウスポーはいません。




 オリックスドラフト指名予想②

下位は報道のあった選手で。

5位:広沢伸哉(大分商:内野手)
6位:田中耀飛(兵庫ブルーサンダース:外野手)
7位:福田周平(NTT東日本)
8位:高木渉(真颯館:外野手)

近年は上位を即戦力で、
中位を素材型の高校生、
下位で一芸に秀でた社会人選手を獲得する傾向が強いオリックス。

さあ、いったいどうなることでしょう。

福良が当たりくじを引いてくれるか
すべては、ここにかかっています。

ここで田嶋が獲れれば今季のすべての采配ミスを許します。
ほんと、頼みます、
福良さん




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