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2017ドラフト

~オリックス、新入団選手②(本田仁海、フェリペ) の巻~




 本田仁海

 オリックスのドラフト4位・本田仁海投手(18=星槎国際湘南)が8日、大阪・舞洲の選手寮「青濤館」に入寮し、雪辱の“清宮斬り”へ意欲を示した。

「あの本塁打を打たれてから抑えたい相手。しかも同じパ・リーグ。制球力と真っすぐには自信があるので、次は抑えたいです」

高校歴代最多とされる111本塁打の怪物同級生とのリベンジマッチを熱望だ。高1の15年6月6日の練習試合で1打席だけ対戦。甘く入ったスライダーを捉えられ、清宮の通算12号となる一発を被弾。昨夏の練習試合は雨天中止になり、プロの舞台での逆襲にかける思いは強い。

グラウンド外でも闘争心は、むき出しだ。くしくも、この日は清宮も千葉・鎌ケ谷市の選手寮に入寮。「そこは意識しないです」としたが、持参した高級美肌セットに話が及ぶと目の色を変えた。フランス生まれの有名ブランド「クラランス」の洗顔、化粧水、乳液の一式で「店員さんに“キレイな肌ですね”と言われましたね。(肌質は清宮に)勝っていると思います」と先制パンチを見舞った。

母校の恩師は桐蔭学園在籍時に、巨人・高橋由伸監督らを育てた土屋恵三郎監督。本田は「何人もプロを輩出された監督さんのためにも頑張りたい」と襟を正した。身だしなみを欠かさない美肌新人が、清宮斬りの準備を整えた。(スポニチ)

古くはイチロー、
近年では、塚原、海田、武田。
そして昨年は山本由伸と、
順位の割には当たりも多いオリックスのドラフト4位。
今年の指名は、星槎国際高校湘南の本田仁海。

前評判も高かった本田。
ストレートに伸びもあり、武器のスライダーのキレもよく、
昨年の山本同様、よく4位まで残っていたなという印象。

ただ、
インステップが強く制球にばらつきもみられます。



 インステップ

アーム式の佐藤世那や、今ドラフトでも上位指名候補だった奈良産業大の内野手・宮本が下位指名となったのも、
結局は、万人に理想とされるフォームから外れているから。
故障のリスクも高くなり、
指名順位はどんどん下に回されていきます。

本田の特徴でもあるインステップ。
これが本田が4位まで残った原因でしょう。

ただ、インステップに関しては、
打者の方に体が向くことで恐怖心を抱かせ、打ちにくくするというメリットもあります。

実際、
カブスFAのジェイク・アリエッタはインステップの幅を広げるにつれ成績も向上し、
2015年にはサイヤング賞・最多勝投手にも輝きました。

しかし、
反面、制球に難あり
アリエッタは2016・2017年と2年連続の暴投王となり、
阪神・藤浪も出口のみえない不調に陥っています。



 土屋×由田

新興校出身とはいえ、その監督は高校球界指折りの名監督である土屋恵三郎。
土屋の薫陶を受け、プロ指名を受けるまでに育ってきました。

本田の担当スカウトは、土屋の教え子でもある由田慎太郎で、
入団前から、手厚いサポートを受けている様子。

母子家庭という環境があったにせよ、
高橋由伸をはじめとしてこれまで多くの名選手を育ててきた土屋が初めて、高校からのプロ入りを許した本田仁海。
このことからも、その才能の高さは推して知るべし。

課題はあるものの、
清宮との再対決の日もそう遠くはないと思わせる、
将来楽しみなピッチャーです。



木須デソウサ・フェリペ

 オリックスの育成4位・木須デソウサ・フェリペ捕手(18)=御殿場西高=が8日、大阪・舞洲の「青濤館(せいとうかん)」に入寮した。登録名「フェリペ」の18歳は、二塁送球タイムが1・8秒という強肩に加え、50メートル6秒3の俊足と高い身体能力の持ち味。入寮し「良い部屋なので、練習をしっかりやっても疲れが取れると思う」と笑顔を見せた。

趣味は動画サイトYou Tubeで野球選手の動画鑑賞。「捕手では(元マリナーズなどの)城島さんとかいろんな人を見て参考にしています」と話した。(スポーツ報知)

同じ静岡出身のスカウト・牧田勝吾が9年のスカウト生活で初めて獲得した地元出身選手。

牧田曰く、「身体能力の高さ、肩の強さはすごい。オリックスのユニホームを着て育ててみたいと思った」
フェリペには、
サイズ的にも同じソフトバンク・甲斐のようになってほしいという願いを牧田は込めています。

12人の新入団選手の最下位指名。
同じ育成指名の捕手・稲富と切磋琢磨し、成長していって欲しい選手です。





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