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2017ドラフト

~オリックス、新入団選手③(山足達也、広沢伸哉) の巻~




山足達也

 オリックスD8位・山足達也内野手(Honda鈴鹿)は8日、内野用グラブ8つとスパイクを持ち込み、入寮。50メートル5秒8と快足の山足は「盗塁で源田さん(西武、37盗塁)の去年の数字を超えたい」と気合。

早食いも得意だといい、「(Honda鈴鹿の)寮で一番早いです」とニヤリ。育成D1位・稲富宏樹捕手(三田松聖高)もそうめんの早食いが得意だと聞くと、「勝ちたいです」とフードバトルを熱望していた。(サンスポ)

近年、アマ有力選手獲得に力を入れ、好選手が揃ったホンダ鈴鹿から、
昨年の飯田大祐に続いて、山足達也がオリックスに入団。

社会人でも屈指の遊撃手で、
レベルの高い東海地区でも、ロッテ2位でオリックスの指名も噂されたトヨタの藤岡を押しのけて、遊撃手としてベストナインに選出されています。

地元大阪出身で、大阪桐蔭から立命館大。
俊足と内外野守れるユーティリティ性を買われての指名です。



 ライバル

ただ、
これといった特徴がないのがプロとしてはつらいところ。
指名順位がそれを表しています。

内野手としては、同じく外野も守れる同級生の大城や小島、
堅守という意味では鈴木昂平がライバルとなりますが、
彼らのないものをみせつける、もしくは習得するのが一軍入りへの近道となります。

となると、50メートル5秒8の俊足がクローズアップされそう。
目標とする源田の半分、1/3でも盗塁できれば
100盗塁を目指すチームにとって、欠かせないピースとなります。



 広沢伸哉

 オリックスのドラフト7位・広沢伸哉内野手(18)=大分商=が9日、大阪・舞洲の「青濤館(せいとうかん)」に入寮した。寮生活が初めてだという18歳は「分からないところがたくさんある。(プロ野球生活が始まり)やるぞという気持ち」と心境を口にした。

出身は別府温泉で有名な大分県別府市。実家の近所には堀田温泉があり、普段から利用していたという。入寮し「(温泉は)入りたいんですけど、そこは我慢かなと」と話した。

50メートル5秒8の俊足を持つリードオフマンは、翌日から始まる新人合同自主トレに向けて「足と守備を見せられたら」と意気込んだ。(スポーツ報知)

山足が目標に掲げた源田の高校の後輩が、
ドラフト7位でオリックスに入団した広沢伸哉。

ドラフト前、
アマ球界に明るい安部昌彦氏が、「スカウトが「書かれちゃ困る」と秘匿するドラフトの隠し玉が5人いた」(Sportiva)のなかで、
広沢をこう評しています。

 高校生離れした守備を披露しているのが大分商の広澤伸哉(175センチ72キロ、右投右打)。最大の特長は、相手が放った打球が、彼の体のなかに吸い込まれていくように見えるフィールディングにある。無駄に急がず、ちょうどいいタイミングで打球との接点をつくれるリズム感は天性のものだ。

捕ったボールをすぐ送球できるメカニズムも、今の時代では貴重。特に最近は、捕球したあと両手を広げるような動作で間をつくってから投げる内野手が増えている。その点、広澤は捕球してからワンステップで投げる。さらにスローイングも、今の高校生ではなかなか見かけないスナップスロー。これができるだけでも、かなりの”守備名人”と見た。

体は小さいものの、
センスあふれた、将来楽しみな内野手です。



 3.8秒

九州地区担当スカウトの山口和男は、その守備に加えて、
一塁到達3.8秒を計測した広沢の俊足も評価しているようで、「2020年の東京五輪までに一軍の戦力となり、日の丸を背負う選手になってほしい」と期待も大きく。

同じく山口が担当した同郷の先輩・佐野皓大は昨秋から内野手転向。
キャラは違いますが、
足が自慢の二人、競い合ってともに成長していってほしいものです。




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