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2017オリックスファーム

~オリックス、ウインターリーグを終える②(若月、岡崎、根本) の巻~




 若月健矢

昨日のウインターリーグ総括の続き。

今日は打者編です。

まずは若月健矢

「打撃を鍛えたい」とのことで、レギュラー格としては異例のウインターリーグ参戦。
結果は、打率,280、本塁打2、打点5

数字的には可でも不可でもなく…。

藤井新コーチに教わり、
「打球の質が変わってきている気がします。目指すは2割5分、40打点以上、何かしてくるんじゃないかって選手になりたいです」と語る若月。

今季の打率,202、打点18。
即座に結果が出るものでもないでしょうが、
目標達成には、いかに藤井の指導を理解し実践できるかが鍵となります。



 公平なる競争に勝ってこそ

ウインターリーグではDHやファーストでの出場も多かった若月。
能力的な問題というよりも、
育成に主眼が置かれているウインターリーグゆえ、他球団の選手も使わなくてはならないという事情が大きいでしょう。

自軍のピッチャーのときはマスクをかぶっていたのですが、
吉田では好結果を導くも、
佐藤世那のときは…。

ここは投手の能力もあり評価が難しいところです。

開幕試合を任されながら後半出場機会を失い、100試合の出場に終わった若月
最終的には伊藤(103試合)よりも少ない試合数となりました。

年俸の上げ幅も伊藤に劣り、それが今季の若月の評価でしょう。

来季がプロ5年目。
どんどん伸びる時期。

来年は首脳陣の贔屓もなくなりそうで若月にとっては厳しいシーズンになりそうで。
しかしこの公平なる競争に勝ってこそ
首脳陣、ファンの支持を得ることができます。



 岡崎大輔

続いて、岡崎大輔

打率,208、本塁打0、打点7、盗塁1

現状の岡崎をそのまま表した数字ではないでしょうか。

岡崎が評価されるのは、打撃成績には出てこない守備と試合に対する姿勢。
ここは福良も高く評価していますが、
逆に言えば、課題はバッティングと明白。

ライバルは宗。
守備では岡崎>宗。
打撃では宗>岡崎。

シーズン後半は宗よりも岡崎が上でショートとして起用されていましたが、
それは一軍監督の福良が重視するショートのスタイルが守備型であったため。

その差はわずか。
これからも宗と岡崎の切磋琢磨は続きます。

そして、
初のシーズンオフを有意義に使い、
来春のキャンプでぐっと伸びれば、
安達の体調次第では岡崎の開幕スタメンということも、あり得ます。



 根本薫

台湾ウインターリーグに視察に行った福良の口から、
いの一番に名前が挙がったのが、
ルーキーの根本薫

同僚の岡崎、
昨年のドラフトでオリックスの獲得候補として名前が挙がった松尾大河(秀岳館→DeNA)、
根本自身がフェニックスリーグで感銘を受けたと語った好打者の鈴木将平(西武)といった、
高卒一年目の選手たちが打率2割前後と苦しむなか、
一人気を吐き、
打率,286、本塁打1、盗塁4で完走。

打者転向半年とは思えない結果と急成長
目を見張るものがあります。

彼に関しては以前の記事でも書いていますが、
とにかく走攻守三拍子そろった好選手。

投手を諦めた早めの決断が、どうやら吉と出たようです。



 期待の裏返し

ある者は来季への手ごたえをつかみ、
ある者はいまの自分の課題を再確認し、
また、ある者は現状の自分におさらばし新しい自分探しの旅に出る。

各選手なりに、なにかを掴んだ1ヶ月だったようです。

ウインターリーグへの派遣は、球団の期待の裏返し

異国でのこの経験を無駄にすることなく、
来季に活かしてほしいものです。





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