祈優勝! オリックスバファローズ

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2017オリックス

~オリックス、個人タイトルに挑む の巻~




 個人タイトル

両リーグの優勝チームも決まりました。
4位がほぼ確定したオリックスの残り試合は14
いよいよ、今シーズンも終わりです。

注目は個人タイトル争いに移るも、
その個人タイトルに、はたしてオリックスの選手は絡んでいるのか
シーズン終盤の興味維持のために、ここでまとめてみたいと思います。



 投手部門

まずは投手。

・最多勝
1位:東浜(16勝)
6位:金子(11勝)

・最優秀防御率
1位:菊池(2.07)
7位:山岡(3.32)

・最高勝率
1位:東浜(,800)
6位:金子(,611)

・最多奪三振
1位:菊池(201)
8位:山岡、金子(117)

・最多セーブ
1位:サファテ(50)
3位:平野(27)

・最多ホールド
1位:岩崎(39)
6位:黒木(25)

オリックスの投手、どの部門でも争いに加われず
特に、2014年にタイトルほぼ独占した金子の衰えが数字上でも顕著となっています。
金子に関してはこんなデータも。

・最多与四球
1位:金子(55)
2位:涌井(53)

絶大なる制球力を誇った金子のワースト記録。

エースの称号にふさわしくない結果が、ここ3年続いています。



 打者部門

つづいて打者。

・打率
1位:秋山(,323)
6位:中島(,289)

・本塁打
1位:デスパイネ(34)
4位:T-岡田(28)

・打点
1位:デスパイネ(100)
11位:T-岡田(63)

・盗塁
1位:西川(36)
13位:西野(8)

・出塁率
1位:柳田(,427)
3位:T-岡田(,390)

Tの奮闘が光ります。
特に出塁率部門のこの数字はすばらしい。
しかし、頂がみえたとたんに打てなくなった本塁打
これがプレッシャーゆえのものだとすると、打点の少なさも合点がいきます。

投手部門に続いて打者も置いてけぼり。
となると、
本当に、山岡の新人王しか楽しみがないということになります。



 新人王

記者投票で決まる新人王。
パリーグの野球をまともに観ていない記者にも投票権がある以上、
印象度がものを言います。

10月初旬にシーズンが終わるオリックスに比べ、
ライバル・源田の所属する西武はCSに出場し、可能性だけ言えば日本シリーズ進出も。
注目度の高い舞台に立てる源田がやはり有利です。

逆転新人王のためには、最低でも二桁勝利は必須。
予想では登板は多くて4試合。
全部勝って12勝9敗
しかし源田が盗塁王を獲得すれば、それでも厳しい。



 2010年ドラフト

昨年は、糸井が試合展開に関係なく走りまくり、無事盗塁王を獲得しました。
その是非は別として、タイトル獲得がFA移籍した糸井の価値を高めたのは事実。

価値を高められる選手が一人としていないところに、
チームとしての弱さに加え、個の弱さも露呈するいまのオリックス
寂しい限りです。

追伸:
記録をまとめていて思ったのですが、
秋山、柳田は、2010年ドラフト指名組の外野手
しかもドラフト3位と2位。

この年のオリックスのドラフト1位は後藤駿太
秋山にしても柳田にしても、可能性としてはどちらも獲れたわけです。
1位で外野手の駿太を指名したから、同じ外野手の二人を候補から外した可能性も…。

彼らより4歳若い駿太に期待はしますが、
現時点では、この選択は大きなミス。
そしてこのドラフトを主導したのが、今年、球団本部長兼編成部長に復帰した長村裕之
果たして今年のドラフト、いったいどうなるのでしょうか…。




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