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2017オリックス

~オリックス、2017・去るコーチ(星野、高橋、前田、中村) の巻~




 退団

4人のコーチが、今シーズンをもってチームを去ることとなりました。

投手コーチ、星野伸之。
打撃コーチ、高橋光信。
二軍バッテリーコーチ、前田大輔。
外野守備走塁コーチ、中村一生

高橋と中村は、わずか1年でユニフォームを脱ぐことに。

厳しい世界ではあります。



 星野伸之

現役生活を終えた阪神で4年間二軍投手コーチを務めたあと、2010年にオリックス復帰。
初の一軍投手コーチも、岡田監督との関係もあり、自律神経失調症を発症し二軍へ。
その後は、一軍二軍を行ったり来たりの投手コーチ生活。

今季途中に体調不良を訴え、再び休養
その後二軍投手コーチに配置転換され、そのままユニフォームを脱ぐこととなりました。

オリックスでの投手コーチ生活は8年。

現役引退の原因となった頻脈が影響したのか定かではありませんが、
個人事業主である以上、体調問題ならば退団も致し方ないかと。

他球団がブルペン陣の負担軽減に配慮しているなか、
オリックスブルペン陣は、総じてブルペンで肩をつくるのが早い。
星野だけの問題ではないでしょうが、
星野が投手コーチを務めている間、その問題は改善されぬままでした。

ダウンタウン・浜田との親密な関係から、
オリックスのメディア戦略に大きく貢献したのは、星野の隠れた功績。

今後は解説者となるのでしょうか、
阪急・オリックスのOBとして、調を戻して元気でいてもらいたい。



 高橋光信

昨年のコーチングスタッフ発表。
オリックスファンの多くが首を傾げたのが、高橋光信の一軍打撃コーチ就任

阪神で4年間一軍打撃コーチの経験があったとはいえ、
そこでもさほどの実績を残せず、その能力が不安視されていましたが、
わずか一年で元のスコアラーに戻ることとなりました。

期待せずにみていたところ、
その期待をいい意味で裏切ることもなく…という印象です。

なぜ、一軍打撃コーチという最重要ポストに据えたのか、
理解に苦しむ配置でした。



 前田大輔

9年間のオリックスでの現役生活ののち、スコアラーに転身。

2014年の躍進に大きく貢献した古久保の後釜として一軍バッテリーコーチに就任するも、
わずか2ヶ月で二軍へ配置転換
そのまま二軍バッテリーコーチを務め、今季で契約満了となりました。

こちらも高橋同様、スコアラーに復帰予定です。

振り返ると、
伊藤を一人前に育てた古久保バッテリーコーチの穴は大きく、
コーチ経験のない前田にそこを託すのは荷が重すぎました

コーチ未経験でなぜいきなり一軍コーチを任すのか

当時、就任理由として「前田ははっきりものが言える」と球団社長が申していましたが、
性格的なことよりもバッテリーコーチとしての能力を最重要視しないと。

しごく当然なことだと思うのですが…。



 中村一生

こちらもそう。

引退即一軍外野守備走塁コーチに就任。
で、
一年で退団

フロントがなにをしたいのか全く理解できません。

こちらもオリックスファンが不安に思っていた襲名で、
その不安がそのまま的中した一例です。

盗塁数は12球団最少
しかも次の塁を狙うという意識づけも全く植え付けることができず。
また、これは細かいことですが、
ホームランを放った選手の出迎え時、ホームからベンチへの動線に平然と入り、気分良く帰ってきた選手たちが中村をわざわざ避ける場面もみられました。
加えて、
マレーロのホームベース空過を最も近い場所にいながら見逃す

退団もやむなしでしょう。

それもこれも、
中村を退団後即一軍のコーチに置いたフロントの問題です。



 不思議

星野を除く3人のコーチは、
全員二軍コーチを経験することなくいきなり一軍コーチを任され、
総じてその期待に応えることができませんでした。

残念なのは、
こうなることをオリックスファンのほとんどが予想できていたこと。

素人が危惧していたことを
玄人がなぜ理解しえないのか

それが不思議でなりません。

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