～オリックス、2019年度新人選手入団発表 の巻～
新人選手入団発表
2019年度新人選手入団発表記者会見が行われました。
1位の太田から育成1位の漆原まで計8名。
期待に胸膨らませての晴れ舞台。
西村新監督から「8人の選手に言いたいのは「1年目から試合に出るんだ」という強い気持ちの中で、プレーをしてもらいたい」と訓示がありましたが、まさにそう。
ソフトバンクの育成出身で支配下登録後に3勝を挙げたルーキーの大竹耕太郎の談話を聞くと、甘ったれた気持ちを排除し強い気持ちと覚悟を持つことがいかに大切かが分かります。
太田椋、頓宮裕真
以下、オリックスバファローズHPから。
1位：太田椋（天理）
Q:どんな選手になりたい？
A:打順は3番、ポジションはショートに拘ってやっていきたいです。
ドラフトでは、小園、根尾の後塵を拝した太田。
リードオフタイプの内野手が多いなか、貴重な右打ちでクリーンアップを狙える大型内野手。
当面のライバル：廣澤伸哉
2位：頓宮裕真（亜大）
Q:どんなバッターになりたい？
A:日本を代表する4番バッターになりたいので、まずはバファローズで4番を打てるように頑張ります。
吉田正尚が来季も四番を務めそうですが、私的には最強打者は二番か三番。
いずれにせよ、吉田の後の打者が大事なのは今季すでに証明済み。
スカウト陣の覚悟が窺える、長距離砲の上位指名。将来的に四・五番を任せられれば。
当面のライバル：伏見寅威
荒西祐大、富山凌雅
3位：荒西祐大（HONDA熊本）
Q:どんな選手になりたい？
A:今年で引退された佐藤達也投手のようなファンの方に愛されて、結果もしっかり残せる選手になりたいです。
系列のHONDAから同じく3位で入団の佐藤達也と入れ替わりで入団の荒西には背番号15がプレゼント。
会見で佐藤のことを出すあたり、頭の良さも感じます。
26歳のオールドルーキーはいまが旬。
当面のライバル：K-鈴木
4位：富山凌雅（トヨタ自動車）
Q:どんな選手になりたい？
A:1年目からガンガン先発で投球して球界を代表するピッチャーになることができればと思っています。
トヨタから高卒解禁即入団は、金子、青山に次いで3人目。
力投型の左腕はいまだ未完成も逆に言えば伸びしろ大。
当面のライバル：海田智行
宜保翔、左澤優
5位：宜保翔（未来沖縄）
Q:監督にアピールをお願いします。
A:キャッチャー以外は守る事ができると思っているので、出る場所があれば全力でやっていきます。
投内外守れるセンスあふれる選手。
体は小さいも、全身バネと高評価。
当面のライバル：太田椋
6位：左澤優（JX-ENEOS）
Q:左の即戦力投手としては？
A:持ち味の強気のピッチングで打者の左右問わずインコースを攻めて投げていきたいです。
また皆さんに左の左澤と覚えて頂けるように頑張ります。
万年左腕不足のチームに待望の中継ぎ左腕。
高校時代は宗の2つ上。
当面のライバル：齋藤綱記
中川圭太、漆原大晟
7位：中川圭太（東洋大）
Q:最後のPL戦士としては？
A:沢山のOBの方に応援して頂いていたので、偉大な先輩に泥を塗ることがないように頑張りますと皆さんに報告させて頂きました。
いわゆる最後のPL戦士の今岡二世。
野球脳が高く、打撃も力強い。
当面のライバル：山足達也
育成1位：漆原大晟（新潟医療福祉大学）
Q:どんな活躍がしたい？
A:1日もはやく支配下登録を目指し、そこからチームの為に、ファンの方の為に1つでも多く勝ち星を付ける事ができるように頑張ります。
器の大きな大型右腕。学ぶことは多いもののストレートは力強く楽しみな選手。
当面のライバル：鈴木優
仲間
図らずも転換期を迎えたオリックスに新しく加わった8名の選手。
出場機会は他球団に比べ多いはずで、チャンスはいたるところに転がっています。
育成方針を継続していくためには若い選手の台頭が不可欠。
新生オリックスの船出にふさわしい、8人のルーキーたちが今日、仲間に加わりました。