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2018ドラフト

~オリックス、2019・新入団選手①(太田椋・宜保翔)の巻~




ドラフト1位:太田椋(天理)

ドラフト1位:太田椋

ドラフトに明るい小関順二氏の太田評。

1位小園を抽選で外し、太田椋(遊撃手・天理)を指名した。甲子園にも出場し全国的なネームバリューを持つが、走攻守どの部分を取っても「スペシャル」と言えるものが見えない、難しい評価の選手でもある。

よく分かります。

同期ドラ1の遊撃手、小園には快足という武器があり、根尾には精神力という長所がある。
しかし太田には、彼らより確実にここが勝るという点がはっきりとみえません。

その点、太田自身も理解しているようで、
「(根尾・小園は)負けてはいけない存在だと思っています。高校の時は、まだまだ勝てる存在じゃなかった」。

なかなか寂しいことばではありますが、事実でしょう。



「練習への取り組みや姿勢が素晴らしい」

担当の谷口悦司スカウトは大阪桐蔭出身。
にもかかわらず、根尾よりも太田を熱心に追いかけてきました。
谷口曰く「練習への取り組みや姿勢が素晴らしい。そこにほれました」。

私的には、広角に打てる打を評価しています。

ただ、1位といえど高校生。
来年即一軍というレベルではなく、他の高校出の選手同様に3~4年目にでてきてくれれば。

チームの将来を左右するドラフト1位指名。
太田の成長にチームの未来がかかるとともに、オリックススカウト陣の眼力も問われます。

時間をかけてでも、大きく育ってほしい選手です。



5位:宜保翔(未来沖縄)

5位:宜保翔(未来沖縄)

佐野、山本、廣澤と活きのいい高校生をチームに送ってきた九州担当・山口和男が今年発掘したのが、未来沖縄の宜保翔。

背番号6のエースという立場が示すように、野球センスに溢れた選手。
174㎝の宜保。
180以上あれば上位指名もあったのではないでしょうか。

投手としては最速147キロというスピードを誇りますが、クレバーさの方が光り、
打ではバットコントロールが巧み。
さらには、県野球部対抗競技会の立ち三段跳びで2年連続1位を記録する高い身体能力もある。

個人的には、非常に楽しみな選手です。



切磋琢磨

しかし、小柄な左打ちの内野手というオリックスに最も多いタイプでもあり、
出場機会を与えられるであろうドラ1の太田に比べ、ファームでも出場機会を勝ち取らなければならない立場。

2016年のドラ3・岡崎に、2017年のドラ7・廣澤。
彼らが当面のライバルとなりそうですが、真のライバルはやはり太田でしょう。

太田に宜保。
同い年の二人、切磋琢磨して新しく生まれ変わったチームの象徴となってほしいものです。



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