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2018ドラフト

~オリックス、2019・新入団選手⑤(中川圭太)の巻~




ドラフト7位:中川圭太(東洋大)

ドラフト7位:中川圭太(東洋大)

東京ガス・中山悠輝が伸び悩み、いわゆる「最後のPL戦士」。
一年春からレギュラーで、二年秋はDHで、三年春秋・四年春はセカンドでベストナインと、戦国東都を代表する好打者。
PL→東洋大の二塁手といえば、元阪神の今岡誠が思い浮かびますが、タイプ的にも酷似しています。

通算本塁打は9本と、一発の可能性も秘める強打のセカンドです。



vs 大城滉二

オリックスのセカンドは、昨年後半の状態が続けば福田周平が頭一つ、いや二つ抜けた存在。
ここに、二塁再挑戦の西野、俊足巧打の山足が虎視眈々とその座を狙いますが、
もし中川が一軍に呼ばれたとすれば、目下のライバルとなりそうなのは、大城滉二

大城と中川を比較すれば、
長打力と野球偏差値とリーダーシップは中川
ただそれ以外はほぼ大城かと。

セカンドは守備力も大事になってきますが、(ときにはポカもあるものの)大城には及ばず。



三塁

私としては三塁の方がベターかなと思っています。
三塁候補には同期の頓宮がいますが、内野手としての即戦力という観点でみれば中川の方が上。

こちらも西野、大城との争いとなりますが、
プロの球に慣れてくれば、代打も兼ねて上に置いておきたいで選手です。

ドラフト7位。
この評価通りとなるか、それとも目っけ物となるか。
プロに入ってこれだという強みを見つければ後者に十分なりえます。
ただ、これが難しい。



育成に舵を切ったチームらしいドラフト

5回に分けてドラフト新入団選手について書いてきました。

大学社会人選手が指名8人中6人を占めますが、今季一軍の戦力に割って入ってくれそうなのはドラフト3位の26歳・荒西祐大だけかと。
ただそれは裏を返せば将来性に期待ということ。
育成に舵を切ったチームらしいドラフトだった気がします。

時間をかけて大きく育てたい選手が多く、
このドラフトの成否を判断するのは5年後でしょう。

その頃、1位の太田に2位の頓宮がどんな選手になっているか。
非常に楽しみです。




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