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2018ドラフト

~オリックス・ドラフト1位、小園海斗(報徳学園)最有力 の巻~




小園海斗

そういう予感はしていましたが…。

オリックスが今秋ドラフト1位の最有力候補を報徳学園・小園海斗内野手(3年)に絞ったことが12日、分かった。

3日連続のスカウト会議最終日のこの日、長村球団本部長が「現時点で指名候補は90人前後にまで絞りました」と明かしたが、1位筆頭は小園になる見込みだ。

また、天理・太田椋内野手(3年)も上位候補に挙げ、次代を担う内野手を育成する。先発補強で即戦力投手指名を推す声も残るが「小園1位」を軸に戦略を固める見込みだ。(日刊スポーツ)

昨日の記事で、
即戦力投手より明らかに枯渇している野手、
チーム事情を考えるとそれは外野手よりショート、
しかも今年は地元に有望選手が控えている、と書いたばかりで上述の報道が。

報徳学園・小園海斗。
確かに上記条件にぴったりと当てはまります
が、しかし…。



攻守

ライバルの藤原・根尾よりもU18では高打率も、ポップフライがレベルの低い相手野手陣のミスによりヒットになる場面もみられました。

藤原の強打、根尾の好打に比べると、
打撃面、スイング・バッティングセンスともに魅力は落ち。

U18では大事なところでポロポロこぼし、ドラフト前に評価急落の報も。
もちろんその数試合で判断するほどオリックススカウト陣が小園を見ていないわけではないでしょうが、連鎖的ミスは精神的不安定さの一端

U18では小園がショートを守り、ライバルの根尾は外野に追いやられ。
しかしこれは、根尾との争いに勝ったというよりも、小園と根尾をどちらも使うために出された方策。

芝と土の境目に深く守る小園の守備スタイルも、肩はプロに混じるとそれほどとは思えず、
プロ入り後もそれを貫けるとは思えません。



小園が筆頭

厳しいことを書いてきましたが、根尾・藤原と比べての評価であり、
決してドラ1レベルの選手ではないということではなく。

また、ドラフトは駆け引きでもあり、
有力選手に重複が見込まれるならば、それと同じ、もしくはやや劣るレベルの選手を狙うのも策としては一理あり。

ただ、
ランク付けで小園が筆頭…。
私が観た限り、そうは思えず。



スケール感、将来性

昨冬からのドラフトの記事をみるにつけ、
オリックススカウトは一貫して小園を高く評価していました。

春夏連覇を果たした大阪桐蔭の中心選手、藤原・根尾(特に根尾)の成長曲線が小園を上回らなかったということでしょうし、U18での蹉跌も評価を大きく下げることはなかったと。

なお、
小園をオリックス同様に高く評価していると思われるのは、いまのところ広島。
即戦力投手にいかなければ、小園の1位指名もあるような勢い。

私的には1位としてのスケール感、将来性(伸びしろ)が、藤原・根尾に比べて物足りず
雰囲気としては後藤駿太に似ていて…。



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