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2018ドラフト

~オリックス、2018ドラフト1位・小園海斗 の巻~




小園vs根尾

 オリックスの長村裕之球団本部長は24日、都内のホテルで西村徳文新監督も交えたスカウト会議を開き、ドラフト1位で報徳学園の小園海斗内野手を指名すると明言した。

「小園君で行きます。たくさん高校生にいい選手がいますが、ウチの状況を見て小園君に決めました」

安達に続く遊撃手の育成が急務となっており、高校生ナンバー1遊撃手に白羽の矢を立てた。

競合した場合のクジは西村新監督がひく。(デイリースポーツ)

年初から一貫して高い評価をしてきた小園の指名を公言したオリックス。

私の中では高校生のみならず今年のドラフトでのナンバーワンは強打の藤原で、根尾や小園よりワンランク上。
しかし、チームの補強ポイントには合致せず、安達を超える可能性を秘めたショートストップの獲得は必須。
ショートとなれば、
小園と根尾の一騎打ち

根尾の評価は上がりはしましたが、それでもショートとして比べれば、小園と根尾にそこまでの差はないように思われ。

二日間にわたって2018年ドラフト有力選手を記してきて、今年は社会人が小粒で1位候補が12人足りない印象。
相対的評価や駆け引きの視点もドラフトには必要。
5~6球団の重複が予想される根尾に行くのであれば、単独指名も見込まれる小園で問題なし



オリックスvsソフトバンク(vs広島)

と書いたところで、驚きのニュースが。

ソフトバンクは、25日のドラフト会議で報徳学園高の小園海斗内野手を1位指名することを公表した。

ドラフト前日の24日、東京都内のホテルで編成会議を行い、王球団会長が「もうとにかく今年は小園選手でいくということですね。スカウトの評価がすごく高いし、運動能力もあり、守備がうまいし、肩もいい、バッティングもいいということで」と話した。

小園は走攻守三拍子そろった右投げ左打ちの遊撃手で、報徳学園高で1年春からベンチ入り。今夏の甲子園では初戦の聖光学院戦で、大会タイ記録の1試合3二塁打を放つなど8強入りに貢献した。9月には高校日本代表としてU18アジア選手権に出場した。

王会長は「単独にはならんだろうから、そこはね。(工藤)監督に(抽選を)ガッと頑張ってもらって」と期待を寄せた。

私が心配していたのは、オリックス同様ぶれずに小園を高く評価し続けてきた広島の存在でした。

ただ、ドラフト2位指名順が12番目ということと有望選手が少ない今年の現状、さらにはオリックスの小園指名が確実視されている点、それらを考慮すれば、広島はリスクを避けて梅津晃大(東洋大)の単独指名に切り替えてくれるのではと淡い期待を抱いていました。

しかしそれらの期待や心配を吹き飛ばした、ソフトバンクの小園指名公言

松田や内川の衰えが目立ってきていましたが、それでもソフトバンクは喫緊の課題としてリリーバー強化に向かうのではと推測していました。
ソフトバンクの指名予想に関しては、小園のこの字も出ていなかったゆえ、かなりの驚愕と衝撃

これで抽選は確定。
くじ引きは、福良大明神ではなく西村新監督。

西村丸の船出。
さあ、いったいどうなるか。




12球団ドラ1予想

現段階での12球団のドラ1予想を(〇→公表)。

楽天:根尾昂(大阪桐蔭)
阪神:藤原恭大(大阪桐蔭)
ロッテ:〇藤原恭大(大阪桐蔭)
中日:〇根尾昂(大阪桐蔭)
オリックス:〇小園海斗(報徳学園)
DeNA:上茶谷大河(東洋大)
日本ハム:根尾昂(大阪桐蔭)
巨人:〇根尾昂(大阪桐蔭)
ソフトバンク:〇小園海斗(報徳学園)
ヤクルト:〇根尾昂(大阪桐蔭)
西武:松本航(日体大)
広島:小園海斗(報徳学園)

根尾に5球団、小園に3球団、藤原に2球団
残り2球団が即戦力投手と予想。



外れ1位

早めに小園指名を公言していればソフトバンクが回避したのではとも考えてしまいますが、王氏の発言を聞く限りその可能性はなし。
昨年もオリックスの指名が確実視された田嶋大樹に、ドラフト前日、西武が堂々とアタック(というか、公言はむしろ西武の方が早かった)。

こうなれば、昨年と同じ流れを吉兆と捉えたいところ。

そのような偶然にすがりたくもなる一つの要因は、
外れ1位を誰にするかという不安にあり。

高校生編大学生・社会人編
と書いてきましたが、今年は人材が(特に社会人に)少ない。



確保

高校生内野手であれば太田椋(天理)の名が挙がっていますが、1位の器とは思えず。
希望としては辰己が残っていれば辰己に向かって欲しいものの、野手が必要といっても外野手を1位でとフロントが考えているようにはみえず。

となれば即戦力投手ですが、
これぞ1位という投手が多くなく。

柿木(大阪桐蔭)や引地(倉敷商)を高く評価しているとの報道もありましたが、上位候補といってもさすがに彼らを1位でということはないでしょう。
ならば、即戦力のサウスポーか。
しかし、スカウト陣から名が挙がった高橋(日本生命)、坂本(新日鐵住金広畑)、小島(早大)も同様で。

であるからこそ、是が非とも1位の小園をしっかりと確保したいところ。



本指名5~6人、育成2人

最後に、マスコミ報道を受けての2018年オリックスドラフト予想を。

1位:小園海斗(報徳学園:内野手)/太田椋(天理:内野手)
2位:太田椋(天理:内野手)/引地秀一郎(倉敷商)
3位:高橋拓巳(日本生命:投手)/柿木蓮(大阪桐蔭)
4位:山上大輔(立命大:投手)
5位:知野直人(BC新潟:内野手)
6位:長谷川凌汰(BC新潟:投手)

おまけで、
私の(2位以下は特に希望を込めた)予想を。

1位:小園海斗(報徳学園:内野手)
2位:杉山一樹(三菱重工広島:投手)
3位:山本隆広(関大:投手)
4位:笹川晃平(東京ガス:外野手)
5位:米倉貫太(埼玉栄:投手)
6位:臼井浩(東京ガス:投手)

今年のオリックスのドラフトは本指名5~6人、育成2人といわれています。

どのような選手が仲間に加わってくれるのか。
楽しみです。



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