~オリックス、ドラフト1位・太田椋への不安と期待 の巻~
価値観への合致
無事終わった2018年のドラフト会議。
今回のオリックスの指名に関して私は低く評価しましたが、昨日の記事に頂いたコメントでは、多くの方が高く評価されており。
ドラフトの評価や採点は、結局は各自の価値観に合致したか否かに左右され、
私の低評価は私の希望する指名方針と異なっていたということ。
小関順二氏の採点では50点と12球団最低。
これも同じで、小関氏がオリックスが1位で指名した太田椋を全く評価していないことが原因。
当然のことながら、その答えには3~5年の月日を要します。
各球団の指名方針
私は、自由に指名できるドラフト1位に関してはチームのウイークポイントを補填するというよりも、その年のナンバーワンの選手を指名するという日本ハムやソフトバンクの考え方に賛同。
そして、それは外れ1位にも適用され、
日本ハムは根尾→吉田輝星、ソフトバンクは小園→甲斐野と内野手から投手へ。
指名された根尾、小園、藤原、松本以外で最も高く評価した選手に向かったと思われます。
これとは別に一貫してウイークポイントの補填に走るのも一策で、
阪神は外野手に固執し、藤原→辰己→近本と徹底。
そしてオリックスも小園→太田と高校生遊撃手を続け。
観る側の価値観により、
ある者は日本ハム・ソフトバンクを指名の意図や一貫性が見えないぶれた指名と批判し、
ある者はオリックス・阪神の指名をその順位でなくても獲れたと非難し。
上回る逸材
これはどちらが正解ということはなく、上述したようにある意味好み。
私としては、
安達の次の遊撃手としてこれまでも宗、大城、岡崎、福田、廣澤と毎年獲得しており、なぜ今年これほどまでに執着するのかという素朴な疑問もあり。
にもかかわらず、外れ1位という当人も予想していなかった順位での指名は、
太田椋が彼らを上回る逸材という評価の表れでしょう。
以前の記事でも書きましたが、
私も太田の、特に打の方の可能性を感じていて、
大きく育ってほしいという思いが指名を受けて(期待込みで)さらに増しています。
杞憂
正直なところ、太田の名が1位で呼ばれたとき漠然と浮かんだのが、
今村文昭、丹羽将弥に後藤駿太。
平井正史、川口知哉に岡田貴弘のときに抱いた高揚よりも、不安というか心配の方が大きく(これも私の価値観の産物でしょう)。
ただ、私の相馬眼の低さは一昨日のオリックス指名予想でも明白。
今ドラフトへの私の不安と不満。
それも杞憂に終わってくれるはずです。