祈優勝! オリックスバファローズ

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2018オリックスファーム

~オリックス、若者たちの息吹 の巻~




 西村凌

2月15日、17日で行われたオリックスの紅白戦。
15日は一二軍対抗紅白戦で、17日は5イニング制。
記事にもまとめましたが、書ききれなかったことも多かったので、
いくつかの所感を述べたいと思います。

まずは、
2月15日の一二軍対抗紅白戦から。

当日の紅組(二軍)スタメンは、
1.坂本(DH)
2.西野(二)
3.西村(捕)
4.宗(遊)
5.張(右)
6.吉田雄(左)
7.根本(中)
8.岡崎(三)
9.比屋根(一)

驚いたのが、紅組の三番・捕手でルーキーの西村凌が出場していたこと。
肩の故障もあり社会人では捕手ほぼ卒業状態だった西村。
ベテランの山崎を除いて高校生の育成二人(稲富・フェリペ)しか捕手がいないため消去法的にも西村でしょうが、
それでも実戦はまだ難しいかと思っていたので、
この日の出場をみて、とりあえずは安心しました。



 宗佑磨

ショートは岡崎ではなく宗

一二軍の指導方針の共有がどこまでなされているかは不明も、
昨年のシーズン終盤の福良の起用法をみると、
守備のいい岡崎の方を福良は買っている印象。
しかし、
田口のなかでは総合力に勝る宗を高く評価していると思われます。

打席のなかでタイミングをとるためちょこちょこ動いていた宗も、
紅白戦での打席をみる限りだいぶ落ち着いてきた印象。
スイングもいままで以上に速く、そして力強くなりました。
加えて、
フルスイングを続けるだけの体力も整ってきたようです。

ただショートを守らせるには守備力に一抹の不安あり。
私的には、近い将来オリックスのサードを守っているのではと思っています。
もちろん一軍で。

宗佑磨。
それくらい楽しみな選手です。



 根本薫、西野真弘

2月17日の紅白戦は対抗戦形式ではなく、
一軍の紅白戦に幾人かの期待の若手を二軍から呼んだもの。

上に呼ばれた選手は、
根本と吉田雄人、
西野、宗、張、岡崎。

根本、吉田雄人、張、岡崎は下位打線に入りましたが、
西野と宗は、白組の二番と三番
宗の打撃への首脳陣の期待の高さを感じます。

根本と吉田雄人と西野が2打数2安打の大当たり。
両チーム合わせて10安打のうちの半数以上を二軍招聘組が放ちました。
若い息吹と、彼らの意地を感じます。

そして、
二試合とも結果を残した、根本と西野の一軍昇格が決定しました。

信賞必罰。
いいことです。



 吉田雄人

本拠地最終戦の大失態で、ファンの期待も落ちるところまで落ちた感のある吉田雄人

左の大山から放った一打はセンター前。
鈴木優からはレフトオーバーのツーベース

勝負の5年目
同期の奥浪はすでにユニフォームを脱ぎました。
置かれた立場は自身が最も分かっているはず。

昨年は開幕一軍にも選ばれた吉田雄人。
今年こそ、なんとかプロ初安打を。



 榊原翼

最後に投手陣から一人。

一二軍対抗紅白戦で最も目を引いたのは、高卒二年目・育成の榊原翼
2回を被安打1無失点にまとめました。

担ぎ投げ気味のフォームですが、真上からしっかりと投じられたストレートは低めにきっちりと集まり、
伸びも秀逸
さらには、
落差の大きなカーブも魅力的。

昨秋のキャンプでも高知に呼ばれており、
順調にいけば今季中の支配下登録は間違いないでしょう。
いや、それどころか、
一軍昇格の可能性すらありえます。



 終止符

伸び悩む20代後半の働き盛りの選手たちを尻目に、
20代前半の若者たちが、雨後の筍のように伸びてきています

一軍が優勝から遠ざかって云々はよく言われる話ですが、
実は、
オリックス二軍が最後にウエスタンを制覇したのも1997年が最後

一軍の貴重な財産を食いつぶし、
二軍からの底上げもない。

いかに最近のオリックスが弱かったかがよくわかる事実です。

1990年代中盤のオリックス黄金時代を知る田口壮を二軍監督に迎え、
大改革が進み、
この悪しき伝統に終止符を打つ時がようやくきました。

今年は、二軍からも目が離せないシーズンとなります。




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