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2018オリックスファーム

~オリックス、2018フェニックスリーグ・8試合で13点 の巻~




低調な攻撃陣

10月8日から始まった今年のフェニックスリーグ。
完全最下位を達成した2016年もこのリーグだけは最下位を免れた相性のいい大会ですが、今年はここまで3勝3敗2分けの五割。
田口オリックスの集大成も、いまのところ結実とはいかず。

その原因は、今年のファーム、いや今年のオリックスの欠点である低調な攻撃陣にあり、
8試合で総得点は13で、1試合の平均得点は2点に届かず。
さらに言えば、本塁打は根本が放った1本のみ。

もう何年もファームの野手枯渇を訴えてきましたが、
いよいよここに極まれりの感。



①前監督・福良淳一

ただ、その責任を将の田口にすべて押し付けるのはお門違いで、原因は二つあり。
まず一つ目はチームを統べる前一軍監督の福良淳一

福良-田口のホットラインは12球団でも指折りの信頼関係で成り立っていましたが、
その紐帯の太さが、二軍監督・田口の独自性を失わせた感も。

育成の他に、一軍への人材派遣の一面もあるファーム。
長距離砲よりも、右打ちや犠打等の小技の出来る選手を評価し欲する福良ゆえ、二軍監督の田口もどうしてもそこを強化せざるを得なくなり。

チーム強化の一貫性が保持できていたことはある意味称賛に値しますが、
一軍の将の羅針盤が間違った方向を指していたことには悔いが残ります。



②スカウティング

もう一つは、スカウティング
走攻守三拍子そろった選手をコレクションしたがるオリックススカウト陣の悪癖が大きく影響しています。

アマ時代走攻守全てにおいて80点の選手を集めた結果、レベルの高いプロに入りそれが全て60点となり、没個性の選手がグラウンドに溢れることとなる。

もちろんそれが全てではなく、園部や奥浪、杉本といった攻撃特化型の選手(杉本は守れますが)も獲得してはいますが、上述の通り福良がそこを評価していないため、わずかなミスで出番は減り、そのうち奥浪は自壊し園部は自滅し。
奥浪、園部に関しては当人の自覚の問題が大きかったものの、
今年の杉本や西村の使い方をみれば、育つものも育たないと感じていました



いかにもオリックス

フェニックスリーグでの投手面についても書く予定でしたが、
上記二点の問題点を列記していくうちに、今年のドラフトに視点が移り。

スケール感のある藤原や根尾ではなく、三拍子そろった小園海斗(報徳学園)を1位最有力に推すオリックス。
いかにもオリックスらしい指名と思わざるを得ません。



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