~オリックス、2018年開幕前夜 の巻~
開幕
いよいよ明日、待望の2018年シーズンが開幕します。
宗や田嶋、榊原などの新戦力が台頭し、
吉田正尚が無事開幕を迎える。
ロメロ、マレーロの両助っ人も順調で、
西、山岡の両右腕がエースの座を争い、
FA移籍の増井がどっしりと後ろに控える。
チームリーダーの出遅れがあったものの、
それがそこまで響かないほどの選手層となっている今年のオリックス。
例年以上に期待せずにはいられません。
開幕の相手は昨年日本一のソフトバンク。
腕試しにはちょうどいい相手。
戦力的に決して劣っているとは思えず。
腕撫し、明日の開幕を待ちます。
開幕一軍メンバー
本日、栄えある開幕一軍メンバー(27人)が発表されました。
昨秋からの努力の結果でもあり、
選ばれた選手には大きな拍手を送りたい。
では、
各部門ごとにみていきたいと思います。
まずは、投手。
投手(11人):松葉、山岡、増井、近藤、西、田嶋、小林、澤田、黒木、金田、榊原
開幕三連戦の先発が、西、田嶋、山岡。
残りの8人がブルペン待機。
次カードの先発が予想される金子、アルバース、ディクソンが来週加わってきますので、
ここから2~3人がファームに戻されます。
サバイバルはまだまだ続きます。
松葉貴大
驚いたのが、松葉の抜擢。
二戦目の田嶋がルーキーゆえ、どうなるかわからない可能性を内包しており、その場合を考えてのロング要員でしょうか。
左打者を苦手にしており、左殺しとしての起用は厳しいのが松葉。
大山を外したため、左投手は他におらず。
ここは少し心配です。
金田は昨日のファームで登板していたので二軍落ちかと思いましたが、
登板イニング(1イニング)が物語るように、調整登板だった模様。
オープン戦で安定したピッチングを披露した澤田も開幕一軍。
昨年は大事な場面で手痛い一発を食らいましたが、二年連続の開幕メンバー入りは立派です。
伏見寅威
捕手(3人):伊藤、伏見、若月
ここは順当。
キャンプ、オープン戦で打撃面での成長が窺えた伏見の開幕一軍入りもしごく当然。
第三捕手として、右の代打として、控えの一塁手として、
またチームを鼓舞するムードメーカーとして(実はここが最も重要かも)、伏見は大きな役割を担います。
オリックス新時代の幕開け
内野手(9人):中島、安達、西野、宗、大城、マレーロ、小谷野、山足、鈴木昂平
外野手(4人):ロメロ、吉田正尚、小田、武田
ドラ3の福田は攻守ともにいまひとつの内容で一軍に入れず。
また、昨年の開幕スタメンだった小島と後藤も同じくファームスタート。
伸び悩む後藤の落選は、逆説的に言えば、オリックス新時代の幕開けの象徴。
後藤を蹴落とす若手がようやく出てくるチームとなったということ。
もちろん後藤もこのままでいいはずがなく、
若手に追い抜かれた現状をバネとし、もうひと伸びしてもらいたい。
「競争」の結果
開幕メンバーをながめると、
小田や伏見、澤田など、
キャンプ・オープン戦で結果を出してきた選手が順当に抜擢された印象。
「競争」をチームスローガンとして標榜してきた以上、
全力で戦い、結果を残した選手を選ぶのはもっともなこと。
指揮官に迷いはなし。
最後に、
27人の開幕メンバー発表を受けての開幕戦のスタメンを予想します。
1.宗(中)
2.山足(二)
3.吉田正(左)
4.ロメロ(右)
5.小谷野(三)
6.中島(DH)
7.マレーロ(一)
8.伊藤(捕)
9.安達(遊)
(現状の)Tの穴は、小谷野・中島で埋まります。
セカンドは私的には大城でいきたいところですが、福良の山足への評価は思った以上に高いようで。
五番にマレーロが入るのが最適も、オープン戦最終盤の内容がいまひとつで。
そして、
核弾頭に宗佑磨。
これぞ、2018年のオリックスバファローズ。
22年ぶりの優勝へ
オープン戦総括として福良監督は、
「昨季終了後から「競争」と言い続けてきた中で、レベルが高いものが出ていると思う。マイナス面は特にない」と不安はなく、
開幕前日の意気込みとして、
「去年と比べて今年の方がワクワクしている。しっかりとした準備ができた」と自信あり。
そして、
「1番上しか目指してない」と優勝宣言。
時は満ち、
機は熟し。
オリックスバファローズ、
22年ぶりの優勝へ、いざ。
※twitterやっています。フォローしていただければ幸いです。
Follow @inoru_orix
※お問い合わせはこちらからお願いします。