祈優勝! オリックスバファローズ

~オリックスバファローズを心から愛するファンの、ブログ~

2018オリックス

~オリックス、黒木・山本・増井・澤田・近藤・吉田一将! の巻~




 「勝ったからオッケー」

ヒーローインタビューで安達が、自戒を込めて語った「勝ったからオッケー」

日本ハム村田の動くボールに対処できなかった1~6回。
ロメロの一発で同点に追いついて以降、サヨナラのチャンスを潰し続けた9~11回。
12回の間にいろいろなことがありましたが、「勝ったからオッケー」。
まさにその言葉に尽きます。

最後は相手のエラーで勝利をもらいましたが、
この勝利にももちろん理由があり。

それは、7回からの6イニングをヒット1本(その1本も天井直撃で打球の行方が変わってのラッキー打)、そして無四球に抑えた中継ぎ陣の奮闘です。



 黒木優太、山本由伸、増井浩俊

全10球すべてストレートで圧倒した黒木優太
粘る中島も4球で空振り三振に仕留め、流れを作りました。

八回、大田・アルシア・中田と一発のある中軸に対峙したのは山本由伸
フォーク、高速カットのキレえげつなく、こちらも圧倒

九回はもちろん増井
清宮を子ども扱いしたあと、山足の要反省のエラーにも動じず、
二死二塁、代打レアードにも逃げることなく勝負。
初の日本ハム戦との対決で、「増井ここにあり」とみせつけました。



 澤田圭佑、近藤大亮、吉田一将

セットアッパーとクローザーを使い終え、ここからが勝負所。

十回のマウンドには、評価急上昇中の澤田圭佑が登場。
大田の当たりにヒヤッとしたものの、中島・西川から連続三振を奪う好投で、防御率はいまだ0.00

十一回は、昨日快投をみせた近藤大亮
昨日2イニングの疲労と、長距離砲のアルシア・中田との対決に不安はありましたが、
こちらも14球中13球をストレートで攻めまくり三者凡退。

そして最終回の十二回に登板したのは吉田一将
打たれる雰囲気がありませんでした。

黒木、山本、増井、澤田、近藤、吉田一将

全員に拍手です。



 金子千尋

先発の金子千尋

6回1失点も、内容的にはよくはなかった
抜け球多く、前回の西武戦の方が数段よかったものの、要所を抑えました。
抑えたというよりかは、日本ハム打線に助けられた感じでもあります。

金子の投げた試合で勝ったのは今日が初めて
その点は、金子も肩の荷が下りたのではないでしょうか。

ディクソンファーム落ちで、来週もまたチャンスをもらえそうな金子。
来週こそは、自身に白星が付くようなピッチングをみせてほしいものです。



 宗の怒り

スミ1が重くのしかかってきた中で生まれた、七回のロメロの一発

私は、この本塁打を呼んだのは、
六回の宗ではないかと思っています。

足を活かしてセーフティーバントを見事に決め、投手の暴投で二塁を狙ったところで(一塁コーチの佐竹も指示していました)、
カバーに入ったセカンドからの送球に刺されアウト。
悔しさと不甲斐なさのあまり、ファーストベースを右手で思いっきり殴りつけた宗

この姿は、感情を表に出さない選手の多いオリックスにおいては珍しく、
私的には感じるものがありました。



 吉田正尚、T-岡田

九回、その宗が汚名返上とばかりにツーベースを放ち無死二塁。
セイバー上、犠打が唯一勝利確率を上げるとされる、同点九回裏無死二塁という場面で、福良のサインはもちろん犠打。
しかし、相手投手のデッドボールにより送ることができず無死一二塁。
ここでいやな予感はしました。

吉田が、苦手のインローの変化球に今日も手を出し空振り三振。
ロメロ敬遠で一死満塁、打席に入るはT
ボール球に手を出しバットは三回空を切り三振

主軸二人の三振でチャンスを逃す。



 Tへの想い

十回、二死二塁で宗。
当然勝負を避けられ山足三振。

十一回、ロメロ死球で一死一塁。
捲土重来のTでしたが、打てる雰囲気まったくなく

こういうサヨナラのチャンスでとことん打てないT
しかし、それでも期待するのがファン心。
その想いが報われる日は果たしてくるのか。



 先頭安達

そして運命の十二回。

先頭の安達のヒットが大きかった。
大城がしっかりと犠打を決め、代打中島敬遠で一死一二塁。
今度は勢いに乗る宗との対決避けられず、宗センター前ヒットで一死満塁

代打は伏見寅威。
松井から放った同点打再びと願うも三振でツーアウト。

打者は、吉田に代わって守備固めで三番に入った小田。
今年の小田は一味違い、期待したところで…。



 安達躊躇、安達スタート

小田への初球。
変化球をキャッチャー鶴岡が弾き、ボールは一塁側へ大きくそれました。
三塁ランナーの安達、もちろん突っ込んできていると思いきやまさかの躊躇(この安達の判断に、ネクストのロメロが頭を抱えていたのが印象的です)。

ただ、鶴岡は、安達が走っているものと思い、焦ってベースカバーに入ったピッチャー浦野に返球。
しかしその送球が、打席を外し、観客含めて球場で唯一ボールの行方を追っていなかった小田にたまたま当たり、ボールが再びそれ、
今度こそ安達がスタート

タイミングは微妙でしたが(最初の方が余裕だったはず)、ホームに戻ってきた鶴岡がキャッチできず、
なんとも不思議なサヨナラ勝ち



 女神微笑む

いくつもチャンスを潰し、
安達の判断ミスで最後のチャンスも潰えたかに思えたところに、
まさかまさかでもういっちょのオーラスチャンス。

野球の女神がどうしてもオリックスに勝たせたかったと思えて仕方ありません。
なにが女神にそうさせたのか?
なにが女神の心を打ったのか?
やはりそれは、リリーフ陣の好投に尽きるでしょう。

奇跡の勝利で、4カード連続の勝ち越し
ソフトバンク2つに、西武、日本ハム。
オリックスより順位が上のチームに対しての貯金4は、自信になってしかるべき。

一つ返して再び借金は2。

明日からは京セラで、最下位楽天との3連戦です。



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