~オリックス、2018年パリーグ覇者・埼玉西武ライオンズ の巻~
西武ライオンズ
3連敗で、無念のCSセカンドステージ敗退となった埼玉西武ライオンズ。
日本シリーズ進出とはならなかったものの、2018年、西武がパリーグを制した事実は変わらず、その価値も全く色褪せず。
とにかく素晴らしいチームでした。
山川、浅村、中村、森のフルスイングに魅了され、
秋山、源田、外崎、栗山の好打に感心し、
そして彼らすべてに嫉妬し。
彼らのような選手がオリックスにいてくれたらと幾度思ったことか。
辻発彦
リーグ最下位のチーム防御率。
リーグトップのチーム打率。
この両極端は、あの年の大阪近鉄バファローズに似て、
投手力の弱さは短期決戦には不利となり、ともに宿願叶わず。
マイクを前に涙を隠せなかった辻の悲しみが全てを物語っています。
しかし、このチームを作り上げペナントを掴んだのは間違いなく西武監督・辻発彦の手腕。
オリックス前監督の福良と同時代を同じ二番打者で過ごしながら、
旧型の野球から早々と脱却し、
自らのやりたい野球よりもこのチームに適した野球を模索し見つけ出し、優勝に導きました。
CS
私は、CSというものにどうしても共感を覚えることができず。
CSがなければどれだけ多くの消化試合が生まれるかという主張が、CS継続の第一義的なものでしょうが、
CSがあってもほとんどのシーズンで7月末には消化試合に入っているオリックスファンにはその主張は悲しいかな通用せず。
若手の台頭等消化試合でも楽しみを探すことができるようになりました。
Tが放った逆転本塁打には歓喜したものの、
CS突破云々というよりも、あの緊迫した試合の緊迫した場面でTが打ったことに興奮し。
第一、私の中ではあの2014年は10月2日にすべてが終わっていたので、
CSでソフトバンクと再戦しもし勝っていたとしても喜べたかどうか…。
そしてオリックスとソフトバンクの一騎打ちであった2014年、
もし3位の日本ハムがCSを突破していたならば、あの激闘の日々は一体なんだったのか…。
適正数
と記したように、私は現状のCS廃止論者ですが、
どうしてもCSをというのであれば、
球団拡張しか解決策はないように思われ。
各リーグを8球団に増やし、4球団ごとに地区分けし…というメジャー方式に。
こちらであれば諸手を挙げて大賛成です。
人口3億のアメリカが30球団(近い将来確実に32球団に増えます)。
人口5000万弱の韓国が10球団。
そして人口1億2千万の日本が12球団。
適正数とは思えず。
と、
この時期に野球を楽しむことのできない外野が、
西武敗戦の報を聞きつらつらと書き連ね。