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2019オリックス

~オリックス、先発ローテ8人制 の巻~




やりくり

昨年末のデイリースポーツの記事。

 オリックス・西村徳文監督(58)が28日、来季の先発ローテを8人で回すプランを明かした。先発の柱だった金子と西が流出。代わりを当てはめるのではなく、大人数で埋める考えだ。

6人で回すことは考えていない。外国人の枠とかあるからね。投げ抹消とかしながらね」

実績を考えれば、先発有力候補は今季9勝のアルバース、同7勝の山岡、同4勝のディクソン。ほかには松葉、山崎福、東明、榊原、来季から先発転向する山本、黒木、さらにアジア・ウインターリーグで片りんを見せたK-鈴木らも挙がる。だが、指揮官は先発ローテを6人に絞らず、獲得予定の新外国人投手と合わせて、出場選手登録と抹消を繰り返しながら、8人程度で回す考えだ。

「理想は6人だけど、現状はやりくりしないといけないから」。競争の中で頭角を現す投手が出てくれば理想に近づける。それまでは大回しでしのぐ。

今季のオリックス先発陣、
ローテ確定は、アルバース、ディクソン、山岡、山本、東明。
通常通りの先発6人態勢であれば、残り1枠を榊原、K-鈴木、松葉らが争います。



外国人投手の投げ抹消

山本が先発に回るとするならば、西と金子の穴(14勝)は山本一人で賄えるのではと思われるほど山本への期待値は高く、先発にそこまでの危機感を抱いてはいないのですが(逆に山本が担っていたセットアッパーが誰になるのかの方が心配)、やはり新監督はそうはいかず。

と言いつつも、
この先発8人論、主眼は西村もコメントしている通り、外国人投手の投げ抹消にあると思われます。
ともに故障明けとなるアルバースとディクソンをニコイチで考え、たとえばアルバース先発後即抹消し、中10日で戻ってくる間にディクソンが1度ないし2度先発。
2人の外国人投手を常時ローテに入れて置くのとは異なり、外国人枠が一つ空くことで外国人野手3人態勢で臨めるメリットもあります。



皺寄せ

ただ、中10日で入れ替えとなると他の日本人投手にその皺寄せがくることになり、中6日という規則正しい調整は難しくなります。
先発陣に最低7回、もしくは昨年より1イニング増しのノルマを課すのであれば、しっかりとした休養も必要となってきます。

私的には、14勝の穴埋めにあまりじたばたすることなく、
アルバース、ディクソンに中6日でしっかりと回ってもらう方が、両外国人にとっても、チーム・他の先発陣にとってもいい結果となる気がします。
中4日が主流のメジャー経験者の二人が中4日の方が投げやすいと言うならば話はまた変わってきますが。



獲得予定の新外国人投手

しかし、このデイリースポーツの記事で最も目を引いたのは、
上記投げ抹消の件ではなく、「獲得予定の新外国人投手と合わせて」という一文。

なぜか外国人4人体制で臨んだ昨シーズン。
大型契約のロメロに2年目のマレーロが共倒れ。
安定感抜群だったアルバースに、ナックルカーブからチェンジアップ中心のピッチングへのモデルチェンジが奏功したディクソンはシーズン途中で離脱。
慌ててローチを獲得するも、時期的にもすでに遅かった。

その反省をいかし、
今季は外国人6人態勢でシーズンに入ってくれそう。
この点は、ほっと一安心。

元ダイエーのバルデスが駐米スカウトに、長谷川がシニアアドバイザーに就任してからは、以前のような助っ人大外れからは脱却した感のあるオリックス。
起用法に嬉しい悲鳴がでるくらいの選手が来てくれれば。



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