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2019オリックス

~オリックス、出場登録選手29人へ の巻~




出場登録選手数29人に変更

オリックスの西村徳文監督(59)が22日、都内で12球団監督会議に出席した。21日の実行委員会で今季から出場登録選手数を28人から29人に変更することが正式に承認された。西村監督は「去年までの戦い方を考えると、わずか1人でも大きい」と歓迎した。

先発ローテーションについて「6人で固定できれば一番いいが、今固定できるような段階ではない」と改めて語った。1人増えた枠に「先発に限らず、中継ぎもやりくりが大変だった。野手よりは(投手)というところはある」と方針を示した。(スポーツ報知)

一昨年がコリジョン、昨年が申告敬遠、そして今年が出場登録選手数29人に。
毎年米国に倣って一年遅れで新ルールが導入されますが、こちらは日本独自のもの。
なお、登録選手数は29人に増員となるものの、ベンチ入り数はいままでと変わらず25人のままとなります。



故障者の一時避難

使い方としては二つ。

一つ目は復帰までに10日かからない故障者の一時避難
出場選手登録抹消となると10日間は一軍出場が不可能となりますが、そこまでの怪我でない場合は登録抹消とせずにベンチ入りから数試合外し、その代役に29人目の選手が加わります。

シーズン序盤に若月が左ハムストリングの怪我で数試合出場できなかったことがありましたが、このような場合に遠慮なくベンチ外にすることができます。



中継ぎ陣の酷使回避

二つ目は、中継ぎ陣の酷使回避
たとえば3連投した投手を抹消ではなくベンチ外とすることで強制的に休養を与え、29人目の投手が代わりにベンチに入り戦力ダウンを防ぐ。
こちらの使い方が主となることでしょう。

他球団でも同様に対応を練るわけですからオリックスだけにメリットがあるとは言えませんが、
昨季一試合当たりの登板投手数がリーグトップであったオリックスにとっては好都合な規約変更と思われます。



ブルペン陣の負担増

しかしそのオリックスが、一昨季は赤間、昨季は山崎福也をベンチ入りさせながら1ヶ月近く登板させなかった怪。
28人でなく27人で戦っていたわけですから、今回の規約変更をうまく利用すれば2枠増ということになります。

この塩漬け、投手コーチのせいかと思いきや、一昨季のベンチ投手コーチは星野で、昨季は高山。
となると主犯は前監督。
その前監督は育成統括GMとなり一軍の現場を去りました。

昨季のオリックスを支えたのは強力なブルペン陣ですが、西(と金子)が抜け先発陣の脆弱化が予想され、ブルペン陣のさらなる負担増が危惧されます。
ここをうまく回していくことが、上位進出の最低条件でしょう。



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