～オリックス、12球団一長い春季キャンプを打ち上げる の巻～
西浦颯大
2019宮崎ボールゲームズ最終戦は雨天中止。
この日を以って2019年宮崎春季キャンプも終了。
先日、若月の一本締めで実質的には終わっていたとはいえ、日程的には12球団で最も長いキャンプとなりました。
この時期は、ファン誰しも希望に満ち溢れ、
次代を担う若手選手の台頭に心躍らせ。
昨年は宗が主役に躍り出ましたが、今キャンプ一の成長株は西浦颯大。
宗と同じように開幕スタメンも手が届くだけの活躍を残してくれています。
新戦力
新戦力の頑張りも目につきました。
まずは新外国人のメネセス。
図ったようにセンター前ヒットを重ねる癖のないスイングで、不安はなし。
そしてルーキーの頓宮裕真。
プロの投手にも十分対応できており、西村新監督も多くの打席を与え経験を積ませています。
昨日の練習試合では、七番Tの前の六番に入れたことでも首脳陣の期待の高さが窺えます。
西浦同様、開幕一軍のみならず開幕スタメンも狙えそうな勢いには正直驚くばかり。
センター
競争が激化してきたのが、上述の西浦が虎視眈々とその座を狙うセンターと、先発5・6番手に、助っ人野手残り一枠。
首脳陣のここまでの起用法をみれば、センター一番手は西浦。
小田が肉薄し、後藤、武田がその後を追う形。
ようやくバッティングの形ができてきた後藤の成長が嬉しい。
後藤に関してはずっと厳しいことを書いてきましたが、昨年の躓きが流石に危機感を生んだよう。
先発5・6番手
先発ローテは、開幕投手の山岡に山本、アルバースにディクソンは内定。
昨年後半のピッチングをみれば東明も確定と思っていましたが調整がやや遅れている模様。
絶好調の小林慶祐にK‐鈴木、山崎福也、松葉がその座を狙います。
ようやく開花の兆しが見えてきた感のある山崎福也。
球速アップの記事など読むと期待も高まりますが、私的にはまだ半信半疑。
ただ、いままでは「半分信じる」レベルにも達していなかったので、今年の山崎は楽しみ。
助っ人野手
そして、助っ人野手の争い。
高年俸で複数年契約中のロメロが首痛。
昨年の外国人4人体制であれば、ロメロの故障の記事で胃が痛くなっていたでしょうが、
昨年と違い今年は3人いること、さらには残りの2人が好調なことが心配を軽減してくれています。
保険的扱いのはずだったマレーロが、自慢の長打力をみせつけ猛アピール。
このままメネセスとマレーロでなんら問題ないのではと思ってしまうくらい。
京セラ6連戦
不安材料は肘痛の黒木に田嶋。
ただそれ以外は順調にきており、そのことば通りいい感じで練習試合を終え、
3月5日からいよいよオープン戦がスタート。
今年は京セラ6連戦。
シーズン開幕まで1ヶ月を切りました。
若いチームで競争が激しい我がチームの調整は、他のチームに比べ早いはず。
オープン戦といえど勝ちにこだわって戦っていってほしい。