祈優勝! オリックスバファローズ

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2019オリックス

~オリックス、チーム防御率1位・打率1位でオープン戦を終える の巻~

 





阪神・西勇輝

オープン戦最終戦は、FAで阪神に移籍した西勇輝が相手。

晩年の金子と違いここからまだ伸びうる投手で、相手にとって不足なし。
が、6回無失点に抑えられ見事に返り討ちにあいました。

二回にはタイムリーまで放った西。
まさに西が今日の試合の主役でした。

五回裏、無死一二塁。
昨年までバッテリーを組んだ若月との対決
ゲッツーが欲しい場面で得意のシュートで注文通りに併殺を取った西
キレが抜群だったのか、
若月が配球をあまり考えていなかったのか。

西には新天地でも頑張ってほしい。




榊原翼、山崎福也

試合は二回の7失点で勝負あり。
打たれると止まらない榊原の姿は、昨年開幕第三戦を思い出しました。

ただ、三・四回は修正できており、冷静さを取り戻せれば球に力があるだけに前回の広島戦のようなピッチングも可能。
開幕三戦目先発・榊原翼、
期待8割不安2割

二番手は山崎福也
得意の日本ハムが開幕カードの相手であり、さらにはオープン戦防御率も1.00で終え、山崎の開幕一軍はほぼ確実。
榊原が悪ければ、即座に山崎にスイッチ。
ロングリリーフを担います。




打率,161

初回、好調・福田がヒットのあと、西浦が投ゴロ併殺打。
昨日は二番打者として機能した西浦も、今日はまた4タコで打率,161でオープン戦フィニッシュ。
数字的には打てない安達と大差なく。

ただ、安達と違うのは西浦は上位・二番を任されているという点。

西村の覚悟は結構も、
オープン戦、もう少し、例えば小田を二番に入れるなど打線に工夫をしてみてもよかった気が。




粘り

去年までならこのまま8-0で終わっていました。
しかし今季は粘りがある。
小田のタイムリーにマレーロのスリーランで九回に4点を返しました。

現地観戦された方は少しは留飲を下げられたのでは。

Tが2安打、代わって一塁に入ったマレーロは一発。
開幕スタメンはどちらか。
私的にはT。
西浦外してセンターに小田を入れ、メネセスが外野に入りマレーロがDH。
ライトの守備力を西村は重要視してているようで非現実的かもしれませんが。




チーム打率1位・チーム防御率1位

9勝6敗2分け、5位でオープン戦終了。
6つも負けたかな、と思うくらい内容の濃い試合が多かった。

その理由は、チーム打率・チーム防御率ともに1位という投手野手の好成績(と最終回の粘り)にあり。

シーズンと異なり、吉田正尚に小島を代打に出すように勝負最優先ではないのがオープン戦。
それゆえ、勝ち星よりも防御率や打率といった個人の客観的数値の方が価値が高い。

チーム成績は個人成績の積み重ね。
各選手の能力は確実に向上しています。




チーム防御率2.26

打率、防御率ともに1位も、特筆すべきは防御率。
チーム防御率2.26は2位の中日3.23に約1点の大差をつけ。

西・金子が抜けた投手陣を引っ張るのは、山本由伸
先発再転向のプロ3年目のオープン戦を防御率0.00で駆け抜けました。

セットアッパー候補の澤田圭佑に岩本輝もオープン戦無失点

キャンプから好調続く小林は開幕ローテから外れ、K‐鈴木に至ってはチャンスすら貰えないほどに投手陣は充実(松葉の故障でどうなるか分かりませんが)。
シーズン入ってもこれが続くと楽天はしないものの、
防御率2.26、
自信をもってシーズンを迎えられる数字であることは確かです。




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