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2019オリックス

~オリックス、サヨナラ満塁ホームランで開幕戦8連敗 の巻~




サヨナラ満塁本塁打

延長十回無死二塁で犠打を決められた時点で勝負あり。

前の打者2者連続敬遠で中田翔の熱き心に油を注ぎ、劇的なサヨナラ満塁本塁打でサヨナラ負け
今年も開幕戦勝てず、これで8連敗。

毎年いい試合をするが勝てない。
また今年も惜敗でシーズンスタート。



2-2からのストレート

十回裏の場面、西川・近藤の連続敬遠はやむを得ず。
ただ、
サヨナラ本塁打の場面、カウントはまだ2-2
あと一球ボールを投げられる場面で、ストレートしか待っていない四番にストレートはあまりにも安直。

九回に澤田を出したのをみれば、
クローザー・増井は勝ち越したとき、もしくは十二回の登板予定だったのでしょうが、
相手打順を考えればここで増井でもよかった気はします。



開幕投手・山岡への期待

四回から七回まで4イニング連続で三者凡退に抑えた山岡の投球を観て、正直、開幕戦の連敗も今年で止まった、と思っていました。

が、九番・中島に四球、一番・淺間がヒットで一死一二塁。
続く打者は左の西川に近藤。
球数も100球を超え代えたくなる場面も、西村動かず

その理由は二つ。
信頼できる左投手がいないことと開幕投手・山岡への期待
とくに後者でしょう。

敵地開幕戦でのピンチ、
ここを自らの力で乗り越えれば、一皮むける。
私もこの場面、山岡は続投すべきと思っていました。

しかし、初球インコース高めに入ったスライダーを近藤にレフト前に運ばれ、同点に。



慎重さを欠く

二死二三塁で近藤。
次打者は山岡に合ってなかった中田。

ベンチもブルペンに電話したりと動きが活発になっていたなか、
あまりにも簡単にストライクを取りにいき、勝負を急いでしまった印象。
十回のように、敬遠もしくは際どいところを衝いての四球でもよかった。

八回と十回。
配球論はどうしても結果論になりがちですが、この二つの場面は若月が慎重さを欠いていたのでは。



積極性と新戦力

負けはしましたが、随所に新監督が標榜する積極性が垣間見えました。

福田、西浦の3盗塁に、ワイルドピッチからのTの三進
昨年の前監督はオープン戦の戦い方を開幕後にあっさり忘れましたが、新監督は貫いてくれます。

さらには、西浦颯大・頓宮裕真といった新戦力の活躍。

頓宮はプロ初打席、満塁の大チャンスで、変化球を前でさばいて初打席初打点
すばらしい。

西浦は当たりはよくなかったものの、2安打・1盗塁・1打点
自慢の勝負強さも発揮しました。



山岡泰輔

先発の山岡は、スライダー・チェンジアップのキレよく、さらにストレートにも強さがあり、開幕戦にしっかりと調子を合わせてきました。
期待の裏返しでもある監督の活も功を奏したよう。
ただ、課題はスタミナ。
しかし、
山岡に勝ちを付けたかったと思わせるピッチングでした。
次回こそ。

山岡とは対照的に浮ついていた相手先発・上沢。
二回・三回のチャンスで1点入っていれば。



立ち上がれ

劇的な負け方で、また今シーズンも黒星スタート。

押していながらのいつの間にかの敗戦。
これが日本ハムとのチームとしての力の差とも言えます。

若い選手が多いこのチーム、
この負け方で、俯くか、立ち上がるか。

この敗戦の悔しさをぶつけるには最もふさわしい投手が明日の相手。

さあ若人よ、立ち上がれ。



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