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2019オリックス

~オリックス、12球団最低のチーム総年俸 の巻~




球団別の平均年俸

スポニチより。

 日本プロ野球選手会は20日、今季開幕時の支配下登録選手(外国人選手は除く)を対象とした年俸調査結果を発表した。

球団別の平均年俸は、巨人が6926万円で4年ぶりに1位。前年まで3年連続1位だったソフトバンクは6538万円で2位だった。12球団の最下位はオリックスの2654万円

全731選手の平均は3985万円(出来高払い除く)で前年比0・8%増。過去最高となった。セ・リーグは平均4127万円、パ・リーグは3845万円。

(1)巨人 6926万円
(2)ソフトバンク 6538万円
(3)阪神 4381万円
(4)楽天 4288万円
(5)広島 3887万円
(6)DeNA 3657万円
(7)日本ハム 3304万円
(8)西武 3237万円
(9)ヤクルト 3209万円
(10)ロッテ 3134万円
(11)中日 2973万円
(12)オリックス 2654万円

いまとなっては奇跡としか思えない2014年の快進撃。
その差わずか2厘を埋めるために、大枚はたいてFA有資格者の流出を防ぎ、ネームバリューのある選手を集め、その結果としてチーム総年俸は常に上位をキープ。

しかし成績は反比例で、Aクラス入りすら一度も叶わず。



成績に適したチーム総年俸に

右腕・バリントンが1年で解雇、
ブランコが「オリックスはボクの顔を見るのも嫌だろう」と捨て台詞を吐き2年で帰国。
3年目オフに平野が勇躍メジャーに旅立ち、
2014年から4年目、その契約が全くの失敗に終わった金子千尋と中島宏之が自らの不甲斐なさを省みることもなくチームを去り、小谷野栄一も同じく。

2015年オフの大補強選手たちがチームからきれいさっぱり消え、その結果、今年のチーム総年俸は12球団最低に。
恥ずかしさなどなく、
ようやくその成績に適したチーム総年俸になったというだけ。



育成

上記の大失敗を経て、育成に舵を切ったオリックス
それを象徴するこの年俸額。

宮崎キャンプと青濤館の大阪移転を実現した前編成コンビに比べると吝嗇家の印象の現編成トップの長村ですが、
増井を獲得したように、必要な選手には相応の金額を提示。
金子・中島には減額制限超えの年俸を提示し物別れとなりましたが、彼らの移籍先での活躍度をみればそれが適正価格であったのは明らか。

あとは長村就任後、とんと話題がなくなった三軍制を再考してくれれば。



もっともアマに近いプロ

ただ、
この平均年俸をみれば、現在の成績もさもありなんと、やや納得しやや諦め。

プロにあるまじきミスに絶句することも多々ありますが、年俸という観点からみればもっともアマに近いプロチーム。
過度な期待をかけずに、子供を育てるように温かく見守るのが、オリックスファンの最適な観戦方法なのかもしれません。

常勝ブレーブスを知る身としては、なかなか寂しいものですが。



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