~オリックス、2019交流戦に向けて の巻~
借金11
借金11で迎える2019年交流戦。
一応昨年のパリーグ最高勝率チームも、今年はほぼ終戦状態。
常に貧打で、
たまに打ってもそんなときに限って投打かみ合わず。
積極的を標榜する指揮官も消極的となり、その結果として5月に入り如実に犠打が増え、当然の帰結として勝率も下がる。
左右病も著明で、頼りになる小島に小田を左投手では外し、代わりに起用される白崎が出るたびに失策を重ね足を引っ張る。
打開策、正直なし。
ディクソン、高城
戦力補充としてはディクソンがようやく昇格。
昨年中盤以降のディクソンはナックルカーブ一辺倒からカッターにチェンジアップを多投するスタイルにモデルチャンジ。
ストレートも力強さを増し非常に面白いピッチャーになっていました。
今回は中継ぎを任されそうですが、現状では短いイニングの方が適任かと思われます。
もちろん以前の状態に戻っていればの話ですが。
高城俊人が降格。
能力的には仕方ない面もありますが、交流戦こそセリーグでの経験が活きそうなものも、交流戦直前での降格。
しかも交流戦大事な最初のカードは古巣の横浜。
もったいない気がしてなりません。
田嶋大樹、白崎浩之
その横浜との第2戦で先発を任されそうなのが、田嶋大樹。
球数制限に登板後即ファーム落ちの条件が付随しておりまだ完調でないのは確か。
ただ、もはやチーム(というかファン)は目先の一勝を欲しておらず、リハビリがてら投げてくれれば。
とにかく怖いのが怪我の再発。
それさえなければ。
高城はファーム落ちも、出ればエラーの白崎はこのまま。
頓宮よりもひどい内容のミスを乱発しているようにみえますが、やはり攻撃面を考慮してか。
本塁打に適時打とバットではそれなりの活躍はあり。
とにかく守備に付けさせないように。
混パから一人置いてけぼりのオリックス。
実力的にはこのまま低空飛行を続けそうですが、野球は対戦型スポーツ。
相手次第では好成績に結びつくこともなくはなく。
パの強打線に負けない先発陣は、セの貧弱な打線には通用しそうですし、
パのパワー型ピッチャーに完全に力負けする打線も、セのかわすタイプのピッチャーならばなんとかなりそうな予感も。
ただ、そのことはパの他球団も同様で、
結局は毎年のように順位変動のないまま終わることとなるでしょう。
順位や勝利に拘泥することなく、交流戦を観る
しかし、
順位や勝利に拘泥することなく、交流戦を観ることとなるとは。
これが2019年交流戦に向けての偽らざる気持ち。
若いチーム、なくはないなと覚悟はしてはいましたが、それが現実となるとなかなか寂しいものです。
追伸:新外国人獲得やコーチの配置転換等、なんら動きはなく。
新外国人に関してはいまさら感はありますが、もしベンチ内が上手く機能していないのであればコーチ人事には手を付ける必要はあり。
新GMにそれだけの厳しさがあるようにはみえませんが。