~オリックス、2019年交流戦2位(11勝6敗1分) の巻~
交流戦、2年連続2位
広島相手に今季初のスイープ、今季初の日曜日勝利。
翌神宮でのヤクルト戦も勝ち、今季初の4連勝。
いままでもう一歩のところで躓いていたことを交流戦最終盤にクリアし、最高の形で交流戦を終えたオリックス。
最終成績は11勝6敗1分けで2位。
増井があの回を抑えていればとも思いますが、それを言い出すならば小園のエラーがなければともいえるわけで。
昨年に続いての交流戦2位。
立派です。
vsセリーグ
今年もパリーグの勝ち越し。
DH制の有無、それに伴っての投手自動アウトの有無。
ここが非常に大きい。
投手で一つのアウトを貰えるセリーグに対し、そこに強打者が鎮座するパリーグ。
それに対峙するパの投手はそこを抑えんと強いボールを投げ込み、大きく成長していく。
非力な選手の多いオリックス打線、
そんなパの投手には苦労しても、(全般的に)球威のないセリーグの投手ならば十分に対応できます。
12球団トップの盗塁数、全体11位の本塁打数
チーム全般でみれば、
チーム打率,257は全体4位、チーム防御率3.42も全体4位。
順位通りの数字が出ています。
今年のオリックスを象徴しているのが、
12球団トップの盗塁数(21)に、全体11位の本塁打数(8)。
ロメロが離脱し、T・マレーロは浮上の兆しなく、メネセスは契約解除の報あり。
本塁打数が今後増えていく材料はなく、ここは交流戦明けも苦しみそう。
その長距離砲に代わって出場する選手たちが総じて走れるのが救いですが。
盗塁王・福田周平、最多勝・エップラー
個人でみると、
首位打者がルーキーの中川圭太。
盗塁王が福田周平。
福田に関しては2位の荻野(ロッテ)に3差をつけての9盗塁。
投手に目を転じれば、
エップラーが最多勝(3)。
運もあれどしっかりと抑えたのは事実で、投球内容的にパリーグ相手では不安があるも、終盤の1イニング、交流戦のように抑えてくれれば後ろはだいぶ楽になります。
近藤降格
その後ろ。
長打力と並ぶチームの課題ですが、本日近藤が二軍落ち。
ここ最近結果が伴わない場面も散見されましたが、不調が原因で落とすのであれば昨日が普通。
なのに今日。
怪我等があったのか心配にもなります。
リーグ再開時には増井も登録可能に。
クローザーには拘泥しないとのことで、増井昇格が決まったゆえの入れ替えかもしれませんが。
とにかく怪我でなければ。