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2019オリックス

~オリックス、支配下残り2枠は本田仁海に神戸文也 の巻~




支配下登録

オリックスは25日、神戸文也投手(25)と本田仁海投手(19)の育成両右腕を支配下選手として登録すると発表した。

神戸の背番号は「95」で年俸440万円。本田は背番号「96」で年俸500万円(年俸はともに推定)。両投手の支配下登録で今季チームの登録枠の上限70人に達した。(日刊スポーツ)

数日前の記事で書いたばかりですが、私の予想は、◎本田、〇漆原、△塚原。

すでに来季を見据えなければならない成績。
外国人で糊塗するくらいなら、育成選手の支配下登録の方が来季に向けて数段効果あり。



黄金の16年ドラフト組

神戸は前橋育英、立正大を経て16年育成ドラフト3位で入団。同期入団には山岡、山本、榊原らがいる。今季は中継ぎとして2軍戦16試合に登板し、1勝1敗で防御率3・86。神戸について福良GM兼編成部長は「結果出しているし、現段階ではファームでも上の方にくる。真っすぐも強いし、フォークも持っているから。落ちるボールもあるから、中継ぎで1軍の戦力として十分やれると思う」と説明した。

同期入団選手らの活躍に刺激を受けたという神戸は「今年の最初の方にも(同期の)張が支配下登録されて、僕と同期で入った選手は僕以外みんな支配下登録された。僕もその中に入れてうれしい気持ちはありますが、ライバルなので、負けないように頑張りたい」と意気込んだ。

黄金の16年ドラフト組
山岡、山本と同期というよりも、黒木優太の大学同級生
ようやく、黒木と同じ場所に立つこととなりました。



神戸文也

立正大時代、黒木優太が主戦としてマウンドに立ち、神戸は4年間で公式戦12試合の登板。
育成3位という順位が示す通り、黒木と違い将来性を買われての入団。

2年目には登板機会を増やすためにBC福井に派遣(これが岩本の加入に繋がりました)。

そして勝負の3年目、二軍で結果を残し支配下に。

二軍同様中継ぎが主戦場となりますが、育成のままでも二軍戦に出れるにもかかわらずあえて支配下にするということは、一軍のマウンドを当然に視野に入れてのもの。

楽しみです。



本田仁海

本田は星槎国際湘南から17年ドラフト4位で入団。昨年9月に右肘の手術を受け、治療に専念することから昨オフに育成選手契約を結んだ。リハビリから4月末に復帰を果たし、主に先発として11試合に登板。0勝3敗ながら、防御率は1・61と安定感をみせていた。福良GMは「本田はもともと支配下だったというのもあって、肘の方も投げていても問題ないからというところ。直球も150キロ超えで、そこは魅力。若い先発陣の中に入ってくれたら」と期待した。

右肘の手術前から最速が3キロアップの154キロに上がったという本田は「直球とコントロールには自信がある。そこを出してみせていければ。(背番号が)2桁に戻ったので、1軍で投げて結果を出すという目標に変わった。まずはそこを目指してやっていきたい」と気合を口にした。

支配下最終テストの意味合いもあったであろう、7月24日の中日戦で5回0/3/被安打13と大炎上した本田。
ただそれもマイナスにならず、既報通りに支配下へ。



ポテンシャル

肘の手術による育成落ちであり、ルーキーだった昨年も肘を壊すまではキレのある球を放っていて、そこが治癒すれば支配下登録はある意味当然の流れ。

肘術後の選手が球速を上げるのはトミージョンでよくみられますが、それは腱の再建よりもリハビリの間下半身を鍛えぬいた結果の賜物。

16年組の山本に榊原といった高校出身投手が一気に主戦を担い、追い抜かれた感のある斎藤に鈴木、吉田凌も彼らの活躍が刺激となり一軍登板を重ね。

若い投手が台頭するこのいい流れに本田も乗っていきたいところ。

体がまだ幼く通年の活躍は難しいですが、術後高卒2年目の今季でも一瞬の輝きを放てるだけのポテンシャルのある選手。

こちらも楽しみです。



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