祈優勝! オリックスバファローズ

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2019オリックス

~オリックス、金子に0勝5敗で最下位確定 の巻~




0勝5敗

西武が勝ちソフトバンクが負けで西武優勝の西武vsロッテ。
楽天が勝ちロッテが負けで楽天CS進出確定のソフトバンクvs楽天。
そんななか行われたパリーグもう一試合は、オリックスが日本ハムに負ければ最下位確定のオリックスvs日本ハム。

日本ハム先発は対オリックス4勝0敗で、30イニング無失点継続中の金子弌大。
好相性のオリックス戦に金子をもってきた栗山のおかげで雪辱を期すラストチャンスが訪れたと鼻息荒くなるはファンのみで、チームは今日も金子に抑えられ、5回無得点で金子に対オリックス5勝目を献上。

3年ぶりの最下位などより、金子から1勝もできなかったことの方が何倍も悔しい。



35イニング連続無得点

6位オリックスと5位日本ハムのゲーム差は3.5。

金子一人でオリックス戦で貯金5をつくっており、金子獲得で日本ハムは最下位を免れたとも換言できます。

金子自身も(金子に限らずですが)、貧打のオリックス打線をバックに投げるよりも貧打のオリックス打線に向かって投げる方が個人成績の向上に結びつくわけで、移籍は大正解だったと言えます(逆説的に言えば、貧打のオリックス打線と対峙することなく最優秀防御率のタイトルを獲得しそうな山本由伸の偉大さを改めて再認識できます)。

オリックスにとっても金子なき後の投手陣再構築に早めに動き出せたのは大きく、金子がいればとの声が皆無だったことでも明らかなように、金子移籍はありがたかったの一言。

オリックス、日本ハム、金子にとっていい方に転んだ移籍劇。

唯一で最大の誤算は、オリックス打線が金子をまったく打てなかったこと。
勝ち負けは打線との兼ね合いなれど、点すら取れない。
35イニング連続無得点

結局は、これが全て。



悔しさ

西村が憤っているのは発言の端々にみえますが、みえてこないのは金子にいいように翻弄された実力不足の野手陣の声。

いつも通り淡々と打席に立ち、淡々と凡退を重ね、淡々とベンチに戻る。

彼らには悔しさという感情があるのかと思わずにはいられません。

自らが所属するチームに後ろ足で砂をかけるような去り方をした元エースにここまでやられて悔しくないのか。
それともこのチームに愛着すら抱いていないのか。

選手個々の心の内を窺うことはできず。
ただ、ベンチに戻る姿を見て、そこに悔しさを感じることができない
応援するファンにとって、それが最も腹立たしい。



張奕、エップラー

オリックスで金子を慕う(公表されている限り)唯一の後輩、張奕が先発。
四球が失点に結びつくいつもの流れ。
ただ、来季に向けて期待を不安が上回るような内容ではないことは確かで、来季が楽しみ。

アルバースと入れ替わりで上がってきたエップラーが2回5奪三振の快投。
ここで上げたということは来季契約への最終テストの意味合い強く(西村ならばもしかして奇跡の5位に拘っていたのかもしれませんが)、今日のピッチングはエップラーにとっては大きな意味をもちそう。
アルバースがあのような状態でもあり、今季のマレーロのように保険的意味での残留もあるかもしれません。



鈴木昂平の奇襲

ロメロの本塁打で一点還し、なお中川・小島の連打で無死一三塁の大チャンス。
が、ここからいつものごとく一点が取れない

二死二三塁となって鈴木昂平
ワンボールから奇襲のセーフティバントを試みますが、宮西に阻まれアウトとなり好機を逸し。

結果的には失敗に終わったものの、日本ハムのサードは初出場の21歳の今井。
ポジションも鈴木相手では深めで、さらに言えば一塁転送に反転必要な左腕がマウンド。
それらを考慮してのセーフティ自体はナイスチャレンジで批判に値せず。

ただこれが決まっても1点しか入らず、それならば自らのバットで2点取って同点にという気概も欲しいところ。



3年ぶりの最下位

3年ぶりの最下位

MLBと違ってそこまでの意味はありませんが、ある意味タンキングと考えればそれはそれでよし。
2014年(と2015年)に感じたことですが、私的には2位も6位も終わってみれば同じで(シーズン途中の喜びは大違い)。

全体14位にいったい誰を指名するか。
ドラフト好きの私の興味は、そちらに向いています。





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