~オリックス、塚原・岩本・成瀬・青山・高城・宮崎に戦力外通告 の巻~
戦力外通告
戦力外通告を受けた当人の成瀬が語っていたように、「入る者がいれば去る者がいるのがこの世界」。
6人の選手がオリックスのユニフォームを脱ぐこととなりました。
成績的に当然の選手も、もう一年と思う選手もいますが、
ここで引退となる選手は、塚原頌平の言うように「いい野球人生でした」と少しでも思ってもらえれば嬉しい。
まだ現役続行を願う選手は、自らの人生、どこまでも悔いなく。
成瀬善久、青山大紀
成瀬善久に関しては、恩師の西村が続投となっても、投球内容・年齢を考慮し仕方なし。
白星はつかねど、岸と互角以上の投げ合いを演じた楽天戦に交流戦対阪神、二度の好投で十分に元は取れ、チームに貢献してくれました。
青山大紀。
育成込みの社会人出身投手に4年の猶予を与えましたが、一皮むけず。
結果出なければ危うい立場と自らも理解していたはずですが、個人的には危機感を感じられず。
岩本輝、塚原頌平
シーズン前は澤田とともにセットアッパー構想もあった、岩本輝。
もう1年様子みてもとも思いますが、今シーズン後半の投球をみれば、昨季途中入団時の状態には戻ってきていないのは明らか。
26歳。
トライアウト次第では獲得を検討する球団もあるのでは。
育成の塚原頌平はついぞ戻ってこれず。
「野球はきついかなと。引退? そうなりますね」
「いい野球人生でした。いいことも悪いことも、リハビリもやった。いい人生経験になった」。
オリックス一筋9年。
そのことばだけで十分です。
高城俊人
伊藤光・赤間とのトレードで白崎とともに横浜から来た高城俊人がオリックス在籍1年半で自由契約。
移籍1年目はお試しでも上に呼ばれず、2年目はK‐鈴木の初登板時の女房役を任されKの力を引き出すも、二軍降格後は上がってこれず。
故障も多くもったいなかった。
白崎も結果を残せず、このトレードは失敗の部類に。
宮崎祐樹
西村続投時の湊球団社長の「T-岡田を含めた32歳の世代が4人いますから、その辺も中心にしながら、もう1度しっかり考えていく」の発言から、もう一年チャンスを与えるのかと思っていた、宮崎祐樹にも通告。
どういう意味での発言なのか、チームとしての一貫性を疑う球団社長の発言。
それはひとまず置いておくとしても、年一度の大爆発も今季はなく成績的には戦力外もやむなし。
支配下7人
右ひじ故障の黒木と山崎の育成契約が噂され、それを含めると支配下7人が自由契約に。
ドラフトでの獲得数との兼ね合いを勘案すれば、第二次通告は育成切り替えも含め確実にあるはず。
在籍期間の短かった成瀬や高城にも思い出あり。